レポート&インプレッション

イベント報告、好きな役者さんやドラマの個人的感想を語るブログです

タグ:村上新悟

わたしの2016年を振り返るにあたり、絶対にはずせないのが…

IMG_2223
村上新悟さんです。

この1年、ほぼ、村上さん一色でございました。当ブログもほぼ村上さんイベント一色みたいになってますのでw、いかに私がのめりこんでしまったかが分かると思いますが・・・もう、本当に、最高の役者さんと出会えたなって。すごく幸せでした。

2016年初期はおディーン様(ディーンフジオカさん)にかなり気持ち傾いてましたが(今でも大好きですよ)、3月後半、民放のおディーン様出演ドラマが終わった後くらいに「真田丸」で村上さん演じる直江兼続を見てからというもの一気に沼にハマっていった感じです。

最初は本当に何度も言うようですが、「真田丸」に出てくる女性陣がどうしても好きになれず見ていてイライラが募り…録画も見るのもやめようかなと思ったんです。
が、そんな時に現れた、村上新悟さん演じる直江兼続。『天地人』を見ていたこともあり、あれ以来の登場となる直江兼続をどのように描くのかとても興味がありました。登場してきた時、あまりにも『天地人』の時とイメージが違うので逆にものすごく惹きつけられたのを覚えています。親しみやすかった妻夫木くんの兼続に対し、村上さんが演じる兼続はどこか冷ややかで裏の仕事に徹している感じ。それに、笑わないww。そのギャップがなぜかものすごく魅力的に思えて…一番「あ、この人の演じる兼続が好きだわ!」とはっきり自覚したのが第10回『妙手』の愛の兜を初めて披露した 虚空蔵山城シーンでしたね。この頃録画再開させてたのでw、その場面を何度も繰り返し見た記憶があります

そして決定的に気持ちが村上さん演じる直江兼続に傾いたのが、第12回の『人質』回。私の中でもこれは今でも真田丸の中のレジェンド回です。村上さん演じる兼続の魅力がびっしりと詰まっておりました。セリフの言い方や表情など、これまで見られなかった部分もチラチラ見せてくる感じが実に巧妙でその魅力の虜となりました。
登場してきた時から、この人の直江が見れるならどんなことがあっても完走できそう!と心のオアシスとして楽しみにしていましたが、その感情をさらに超えたのもこの回からでした。

o0800047113611405154
出番は少ないながらも登場するたびにテンションが上がった村上さん演じる直江兼続。その後は演じている村上新悟さんについても興味が湧いてネットで色々調べていまして。
その時軽く衝撃受けたのが、前年放送していた大河ドラマ『花燃ゆ』で久坂玄瑞のお兄さんである玄機を演じられていたと知った時です。登場期間はごく短く、回想シーンでしか出てこなかったのですが、私、すごく印象に残ってて。この素敵な役者さんは誰!?もっと長く登場していれば人気出るかもしれないのに・・・と残念に思っていたんです。それが、村上新悟さんだった。 巡り巡って、こうして出会うことができたなんて…とすごく感激したのを覚えています

そんな時、新潟県で村上さんが登場する真田丸イベントが開催されるという告知がありました。かなり村上新悟さんへの興味が深まっていたので、ぜひ生でどんな役者さんなのか見てみたい!そんな衝動に駆られ…、大阪経由で飛行機に乗って新潟まで行ってしまいました。もうほんと、あの時は、衝動でしたw。
ただ、この時点では、村上さんがどんな人柄なのかとか全く分からなかったので…とにかくどんな人なのか知りたい!と、ただその興味の方が大きかったような気がします。前日にサプライズでイベント登場されたというニュースがあって、その時何だか可愛い笑顔を浮かべた写真もあったりで…それなのに「人前で笑うと役のイメージが崩れるかも」なんて言ってると。いったいどんな人なんだろうという純粋な興味がすごく大きかった

私が村上さんにのめりこんだ第一歩がこの新潟イベントだったかと思うと、なんだか感慨深いものあります。
ということで、ここから先は、各イベントについて少し振り返っていきたいと思います。

 
続きを読む

『真田丸』の公式ホームページに、直江兼続役の村上新悟さんによる“直江状”朗読の完全版原文現代文の両バージョン公開されました。

でも最初にこのニュースを聞いた時、また村上さんに直江状読ませたのかと正直思ってしまいました。どうもNHKさんは村上さんの低音でよく響く美声を強く推しすぎていることが多いように感じられてw。スタパはまさにそれが顕著に出ていたように思ったんですけど(内容的には村上さんのお人柄もあってすごく面白かったんですが、企画に対してはちょっと…ね 苦笑)、ここにきてなぜまた村上さんが直江状読むことになったんだろうかと疑問があったんですよね 。たしかに村上さんの美声は聴き心地がいいし素敵なんですが、あまりそこばかりフィーチャーしすぎないでほしいなっていう個人的な想いもあったので複雑なものも過りました。声以外の魅力的なところもたくさんある役者さんなので。
で、なぜかと思ったら…この週の「真田丸」では久しぶりに本格的に上杉主従が登場し、家康が二人に「お前ら関ヶ原の時はずいぶん楯突いてくれたよな?」とプレッシャーをかけるというシーンがありまして。これが“直江状”のことを意味しているということでww、集大成の意味も込めて村上さんに完全版を朗読してもらう運びになったそうです。きっかけとしては強引っぽいかな

ただ、実際に公開されたものを見たら、想像以上の力作でちょっとビックリしました。ホームページの企画特集と呼ぶにはあまりにも本格的だったといいますか…なんかすごく感動してしまった
朗読に合わせて村上さんが兼続が直江状を書いた地とされる会津へ赴きプロのカメラマンに撮ってもらったという写真が何枚も登場。兼続の扮装ではなく、『村上新悟』としての写真だったので、会津の兼続ゆかりの地をスーツ姿で歩き、直江状を広げてる写真とかがたくさん出てきてちょっとシュールにも見えるんですけどww、その表情には兼続を宿らせているかのような気迫も感じられて…なんかすごく良いものを見させてもらえたなぁと思いました。

村上さんが実際に訪れたのが福島県の会津。鶴ヶ城・直江兼続屋敷跡・神指城跡とのこと。私たちは『天地人』が放送された年の春に訪れました。

IMG_6049
会津の鶴ヶ城は関東に住んでいるときに好きでよく訪れた場所です。

IMG_6061
兼続屋敷跡は鶴ヶ城のすぐ近くにあります。
※奥にあるのは山鹿素行(江戸時代の兵学者)誕生の碑です。
IMG_6059
村上さんが写真の中でじっくり読んでいたのがこの看板。あぁ、この前に佇んでいたんだなぁと思うとなんだか感慨深いものがありますね

IMG_6080
これが離れたところから見た神指城跡です。『天地人』でもあまり多くは触れられてなかったような気がしますが、ここに築城しようとしていたことが家康に上杉討伐の口実を与えてしまったと云われています。結局城は完成することなく破棄されてそのまま現在に至っているとか。
DSC05554
村上さんが直江状を読む写真を撮られていたのがたぶんこの神指城跡に佇んでいる高瀬の大木(ケヤキ)の下だと思われます。実際に行くと分かりますが、本当に、ただただ圧巻の凄い大木です。兼続がここに城を作ろうとしたときには既に大きく育っていただろうといわれているところに浪漫を感じました。つまり、この大木は兼続を見ているってことになりますからね。その下で村上さんが直江状を読んだかと思うと、なんか胸が熱くなります

以下、村上さんが朗読した直江状朗読完全版について少し感想を。
 続きを読む

このページのトップヘ

◆SCRIPT $(function(){ $('img').on('contextmenu',function(e){ return false; }); });