今年は映画を見る本数が思っていた以上に少なかった気がします(汗)。本当はもっと行きたかったのですが…諸々時間が取れず。せめて、1か月に1本くらいは見に行きたい。

2017年最後に見た映画は、『未成年だけどコドモじゃない』です。

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主演はSexyZoneの中島健人くん。相手役が平愛梨さんの妹でもある平祐奈さん、ライバルがHey!Say!JUMPの知念侑李くんという、キラッキラの布陣。

私は普段はめったにジャニーズ系アイドルの子が出ている映画には行かないのですが…ではなぜ見に行ったのかw。村上新悟さんが出演しているから…ただその一念のみです(笑)。村上さんが出ていなかったらこの映画は自発的には見に行きませんでした。だって、見る前からもう、ターゲットが私よりもかなり下の年代だって分かってしまったので
ですが、村上さんについての感想はここではなく、別所に書きなぐりましたなのでww、それ以外のことについて少し触れて行こうと思います。

※村上さん的感想はこちらです↓


この作品は水波風南さん原作の少女マンガ「未成年~」が原作になっているそうで…表紙を見ただけでもかな~り甘い香りが漂ってくる感じです(笑)。


以下、ネタバレに触れています


物語は、高校生になったばかりの超お嬢様な香琳が、憧れの先輩のと結婚が決まったところから始まります。え!??突然、高校生になったばかりなのに、もう結婚!???と、ババァな私はここですでに引きそうになったわけですが
で、尚は実は家庭の事情が複雑で心にトラウマも抱えていた。超大金持ちの香琳の家に助けてもらった代わりに結婚することを承諾してしまったと。
でも、香琳にずっと片想いしている五十鈴がいて・・・後半ちょっと三角関係みたいな騒動がありました。果たして二人は幸せな結婚生活を全うすることができるのか?

まずビックリしたのが、香琳ちゃんのお嬢様っぷり。あんなに一から十まで全て周りがやってくれたら…たしかに何も世間が分からないズレたこになっちゃうかもねと。ほどほどに1人でやらせた方が本人のためなんだろうなというのを冷静に感じました(笑)。
そんな状態なので、最初はけっこう香琳ちゃんの度を越した世間知らずっぷりに少しイラっときます。が、一生懸命だし、世間の常識とされていることとは違うことをサラリと言ってのけたりして(顔が目当てで何が悪い、とか、お金目当てで何が悪いの?とか)どこか憎めない。中盤あたりからちょっと応援したくなるキャラになるから不思議。それにけっこう人の気持ちわかる子だったしね。

尚は比較的感情移入しやすいキャラだったかも。っていうか、少女マンガにありがちな王子様キャラだったなと(笑)。世の女の子たちがキュンキュンしてしまうであろう表情やセリフや行動がてんこ盛りなのでww、実にツボを押さえたもんだなと感心してしまったほど
私はほとんど尚先輩にキュンとはならなかったんですが、あるワンシーンだけ、ちょっとドキっとしました(笑)。ヒントは、上から見る尚先輩の背中の場面ww。あれはクルね!こういうとこ決めるの、さすがアイドルだわって感心しました

五十鈴は最初、ヤ○ザ関係のとこの坊ちゃんかと思ってしまったよ執事たちが狂犬過ぎてねww。香琳との差を出すってことなんだろうけど、あれ、どんな大富豪よ(笑)。彼はちょっと気の毒な役回りだったね。
こちらもキュンとは来なかったけど、ワンシーンだけいいなって思うところがありました。一番後半の方のやつです。切ない良いセリフだなって思いました。

香琳役の平祐奈ちゃんは・・・最初のセリフ回しとか動きとかけっこう微妙で「え・・・」って思っちゃったんだけど(汗)、マンガチックなキャラだって途中から思ったらだんだん違和感なく見れるようになっていった気がします。まぁそれに、ビックリするほど可愛かったからね。あんなかわいい子が一生懸命頑張ってたら、それは男の子としては次第に心動いちゃうかも。そういう説得力はすごくありました。

中島君と知念君は、さすがのアイドルオーラ。芝居は上手いと思わなかったんだけど(ファンの皆さんすみません)、なんていうか、女の子がキュンって思っちゃうだろうなみたいなツボを心得た表情するんですよね。ここは村上さんも感心してたけど、ほんと、王子様みたいに思える。
特に中島君は手の使い方が非常に巧いと思いました。動揺した時とか手で顔を隠したりするの…ああいう動き、すごくいいなと。

そして印象深かったのが、香琳の両親役の髙嶋政宏さんシルビア・グラブさんですよ!!このお二人、本当のご夫婦なんですけど・・・私は彼らが出会うきっかけになった舞台を観てきましたからね(ミュージカル『エリザベート』初演)。あの時はまさかこの二人が結婚するなんて思ってもいなかった(笑)。たぶん、それ以来だと思います、髙嶋さんとシルビアさんが共演してるの見るの。
のっけからミュージカル仕立てで誕生日パーティーの歌が登場したりしてましたがww、驚くほど二人の息はピッタリ!!前にインタビュー番組で髙嶋さんがシルビアさんへの愛情表現について語っていたことがありましたが、それは本当だったんだなとこの映画を見て納得しました。何だか、見ているだけでハッピーになれそうな、そんな両親でとても良かったです。

最後に執事・鏑木役の村上新悟さんのことにもちょっと触れておきますが・・・予想していた以上に素敵なキャラでした!!なんかもう、色々予想以上の活躍をしてくれて・・・嬉しくて。エンドクレジットで名前が出た時は感極まって落涙。
この映画をきっかけにして新しいファンが増えればいいなと思いました。
年齢の壁を感じてこの映画を見に行くことを躊躇している村上ファンの方に伝えたい。ぜひぜひ、スクリーンで見ていただきたい!と。予想以上の想いが湧き起ってくると思うので。
村上さんについては、ここではこのくらいで(笑)。



ということで、2017年最後の映画鑑賞の「みせコド」感想でした。若い子向けの作品ではありますが、深く考える感じではなく気軽に楽しめる映画だと思います。興味があればぜひ。

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