
藤吉がノコギリ持ちだして大立ち回りを繰り広げたのは、金貸しのジイさんを追い払うための狂言芝居でした
で、啄子も息子に本気で斬られるのではないかと思ったらしく、金貸しが逃げ帰った後に「本気で殺そうとしたのでは?」とその本音を聞き出そうとする。啄子にも藤吉をこれまで『家』に縛り付けてきたという罪悪感みたいなものはあったようです。きっとそのことについて恨みに思っているのではないかと問いただすと、藤吉はこれまで語らなかった本心を打ち明ける。
「俺は、ずっとこの家が大嫌いやった。お母ちゃんのことも、嫌いやった」
幼いころからギスギスした家庭に育ったことで、心の中に闇を抱えてしまった藤吉。姉さんにもイケズされまくってたらしいって…あの姉ならやりかねないな
父親のことで母親が辛い想いをしていたことを幼心に敏感に感じていた藤吉。そんな母を喜ばせようと初めて覚えた芸「ホーホケキョ(鳥の鳴き真似)」を披露するも、逆にこっぴどく怒鳴られたことが更なるトラウマに
おそらく藤吉が「笑い」に興味を持ったのは啄子が心中しようとさまよっていた時に入った、あの寄席での出来事だったろうね。その時に見た母の笑顔をもう一度取り戻したい一心だったに違いない。しかし啄子はそれをかたくなに拒否し、船場の米問屋を守ることしか眼中になかった。
哀しい親子の擦れ違い…。
「認めてほしかったんや・・・。お母ちゃんのためにここで一発当てたろうって、あんな勝負したんや」
藤吉よ・・・あの時たしか君は、てんのパーマ姿が見たいという欲望の方が大きくなかったか??お母ちゃんのためってところでは、購入を踏みとどまってた気がするんだが
だけど・・・桃李くんの綺麗な一筋の涙だけは、すごく良かったしグッと来たよ
初めて息子の本音を正面から聞くことになった啄子。おそらく彼女はこの時に店を畳む覚悟をしたのかもしれません…。必死に守ってきたけど、息子にそんな想いさせてたと知ってしまってはねぇ…。
翌朝、藤吉はせめてもの償いとして北村屋の米を全て売ってくると準備に取り掛かる。それを手伝うてん。店じまいセールとして少し安くしたことで以前よりも売れ行きがよさそう。米の価値を鑑みてこれ以上値下げできないという藤吉の心意気を気に入り大量買いしてくれる人も現れました。
そして最後の米はキースが払うはずだった家賃で買い取ってくれることに。そのくらいはしないとねぇ、彼は(苦笑)。そもそもお前が今回の事件の元凶だから
米を売り終ったことでてんと藤吉は吉蔵の店で一息つく。すると祝言の宴席でやる落語「つる」のオチで揉めているキースの声が耳に留まる。私からすれば、どっちでもええやん!ってツッコミたいところでしたがw、藤吉は巧い言葉で丸く収める技を伝授。頭がいい息子設定なので、こういうところは賢さを発揮するよねぇ。
で、この流れからなぜか吉蔵の店が芸の小屋状態になって、吉蔵やらキースやらがそれぞれの芸を披露し客の笑いを取っている。藤吉も久し振りに楽しそうな笑顔を見せる。
えーーと、私は、あの芸そのものが面白いと思えなかったので・・・なぜみんなあそこまでウケまくっているのかが理解できなかった不届き者であります(苦笑)。当時の人たちには最高の娯楽に見えたんだろうけど・・・そもそもなんで急にあんな笑い芸披露大会みたいなことになったのかが分からない。芸がおもろく見えなくても、それまでの繋ぎの部分がもっとしっかりしていたら微笑ましく見えたかもしれないのになぁ…。
ただの寒い場面にしか見えんかったわ
全てがなくなった北村屋に戻った藤吉は、洗い物をするてんに「京都へ帰った方がいい」と告げる。自分にはもう何もなくなったから「俺なんかよりもっとええ人のとこ行った方がいい」と…。この言葉を聞いて「情けない!」とてんは激怒
ここはてんに同意だな。藤吉よ、おまえ、てんは「命に代えても守る」とか風太に偉そうなこと言いきってったじゃないか!これまでちっともそんな素振り見せてないんだけど(苦笑)せめてその約束を果たすためにもがこうっていう心意気は持ち合わせておらんのか
しかし、そんな藤吉にてんは「人を笑顔にしたいという気持ちは誰にも負けてない」と励ます。
「うちは、この先が泥水だろうが地獄だろうが、何があっても藤吉さんについていきます!そやから、うちがあんさんと結婚してあげます」
えーーーと、おてんちゃん、なんでそんな、のほほ~~んとした雰囲気で今後の覚悟を語ったのかな…
なんか、二人して泥船で沈んでいく未来しか見えてこなかったんだけどさ
今回良かったと思ったのは、小野アナのナレーションが落ち着いたトーンだったこと…w。今後もそんな感じでお願いしたい。
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