レポート&インプレッション

イベント報告、好きな役者さんやドラマの個人的感想を語るブログです

タグ:舞台

2016年はほぼ「真田丸」関係に染まっていたわけですがw、舞台観劇もちまちま続けておりました。やはり舞台を観ることは私にとっての生きる糧に違いないので

今年見た舞台の特徴の一つとしては、2.5次元と呼ばれる漫画原作の舞台作品を見る機会が多かったことでしょうか。特に前半「花より男子」、「さよならソルシエ」、「暁のヨナ」、そして後半にも「ガラスの仮面」と4本観てきました。
2.5次元に関しては賛否両論あるところかと思いますが、個人的には面白いと思えれば全然OKかなって感想です。ストーリーや役者さんの熱演、そして演出。舞台は基本的に客がどれだけ感情を動かされるかって物だと思うので、2.5でもそこは変わらないのではないかと。今年見た4本、どれもすごく面白かったので私は満足しています。光る若い役者さんも見つける楽しみあるしね


2016年観劇作品を挙げてみます。

ミュージカル
ダンス・オブ・ヴァンパイア、花より男子、人間になりたがった猫(劇団四季)、さよならソルシエ、ジキルとハイド、アラジン(劇団四季)、ウェストサイド物語(劇団四季)、グランドホテル、フォーエバー・ブラッド、1789~バスティーユの恋人たち~、ブラック・メリーポピンズ、ジャージーボーイズ、キャッツ(劇団四季)、エリザベート、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、壁抜け男(劇団四季)、ミス・サイゴン、スカーレット・ピンパーネル、ノートルダムの鐘(劇団四季)

ストレートプレイ
暁のヨナ、ナミヤ雑貨店の奇蹟、ガラスの仮面、真田十勇士、ヴァン!バン!バ~ン!(新感線)、ナイスガイinニューヨーク

コンサート
ラミン・ミュージカルコンサート(ラミン・カリムルー来日コンサート)


改めて見ると・・・2016年はミュージカル作品が圧倒的に多かったことが判明してちょっと驚きましたw。やはり私は基本的にミュージカルが好きなんだなと

これらの中で、個人的2016年ベスト3を挙げてみると…

3位 ジャージー・ボーイズ
2位 グランドホテル壁抜け男
1位 ジキル&ハイド

でしょうか。2位は2作品となりましたが、同率ということで。

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「ジャージーボーイズ」は曲の素晴らしさはもちろんのことでしたが、何よりも完璧な歌唱力の役者さんが揃っていて、なおかつキャラクターの違いがでたWキャストで演じられたこともすごく良かったと思います。東京でしか上演されなかったことが本当に悔やまれる。大阪公演したら絶対ウケると思うんだけどなぁと。再演はぜひ関西にも来てください!!あと、日本キャストでぜひCDも制作していただきたいです!!本当に素晴らしい歌声だったので。

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「グランドホテル」は私の大好きな作曲家モーリー・イェストンの作品。ミュージカル「タイタニック」が大好きだったのでこの作品も期待していたのですが、様々な人間模様を見事に美しい音楽で綴りまとめあげた秀作だと思いました。ストーリーは大人向けですが、こういう上質なミュージカルは今後もぜひ上演してほしいです。千穐楽の舞台では普段泣かないと言っていた役者さんが涙を見せていたりしたのも印象的。それくらい素晴らしい作品だったと思います。全く違うラストシーンをWキャストで見せたのも印象的でした。
ちなみにこの作品には、「真田丸」で信政を演じていた大山真志くんが出演していました。あの時まさか彼が真田丸に抜擢されるとは思っても見なかったので、決まったと知った時はとても嬉しかったです。

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「壁抜け男」はこれはもう外せません。劇団四季で大好きな俳優・飯田洋輔くんが主役のデュティユルとして挑んで3演目でしたが、これまでとは違うさらに人間味を深めた役作りをしていて本当に感動しました。優しさは残しつつも、主人公の心の奥に潜んでいる暗い部分、寂しさや哀しさといった感情表現がとにかく素晴らしかった。その歌声を聴いただけで溢れる涙を止めることができませんでした。
洋輔くん、本当にいい役者さんになったなと…ファンとしてとても嬉しかったです。

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「ジキル&ハイド」はもう、ビックリするほど完璧な作品として再演されて…もう何度も見ているはずなのに、これまでの中で一番衝撃受けたかもしれません。ちょっと不安定だなって思う役者さんが一人もいませんでしたから。日本でこれだけ高水準の完璧なミュージカルが観れるなんて、なんて幸せなんだろうと心から思いました。圧倒的な歌唱力と演技力で見れた、数少ない素晴らしいミュージカルでした。

ちなみに、2016年印象に残った役者さんは…「花より男子」「暁のヨナ」で観た、松下優也くんです。これまで色々な舞台に出ていたのは知っていて、ぜひ一度彼の舞台を観たいと思っていたのですが…いざ見たら、もう本当にすごくキラキラ輝いていて一気に心奪われました。特に『花より男子』の道明寺役は最高で、買うつもりがなかった舞台DVD予約をするために休憩時間コンビニに駆け込んでお金おろしてしまったほどです(笑)。
そんな優也くんが現在放送中の朝ドラ「べっぴんさん」に出演してまたさらに人気者になって。なんだか嬉しかったですね。抜擢されたきっかけになったのが「花より男子」だったというのも納得でした。今後ますます期待したいです。
それから、小西遼生くんですね。特に「ガラスの仮面」での速水真澄は完璧でした!!彼の真澄様で是非とも続編も上演していただきたい!!

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あと、年末に見た、ラミン・カリムルーさんのコンサート。本当はこのブログでレポしたいくらい素晴らしかったんですが、他の記事に追われて書くことができませんでした。もう本当に、心震える圧倒的歌唱力で…手が痛くなるくらい拍手送りました。ラミンの歌声はもう最高オブ最高!!!一生懸命日本語覚えようとしているところもなんだか可愛かったです。
機会があればまたぜひ来日してコンサートしてほしいです。あの歌声は滅多に聴けるものではないと思うので。


2016年、たくさんの素晴らしい作品に出会いました。来年は舞台の感想もちょいちょい書いていきたいと思っています(別ブログで)。2017年も素晴らしい作品との出会いがありますように…!




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2年ぶりに再演された舞台『ガラスの仮面』があの時とキャストを同じくして再び戻ってきました。
私がガラカメ舞台を観るのは蜷川さん演出の2作品と前回初演の3回。そして今回の再演。恐らく私が見てきた中で一番ドンピシャキャストなのが今回だと思います(初演含め)。初演のあまりのドンピシャキャストっぷりに衝撃受けた私。あの時なんで1回しかチケットを取らなかったのだろうという後悔が、今回の4回通い(大阪と東京ww)に繋がってます。特に小西遼生くんの速水真澄一路真輝さんの月影先生はイメージまんまといいますか…すべてが理想の上をいってまして・・・ホント幸せでございました。

ストーリーの中心は劇中劇の「ふたりの王女」が核になっていて、原作でそのあと出てくる「忘れられた荒野」でのエピソードを前倒しして絡めてくるみたいなシーン構成。あぁ、そうきたか!なるほどと。一応原作を知らなくても語りでそれまでのエピソードがテンポよく紹介されているので基本的にだれが見ても分かりやすい作品になっているのですが、やっぱり原作はある程度頭に入れたほうがより深く登場人物の心に共感できるんじゃないかと思います。
特に真澄さまの苦悩は原作知っててずーーーーーっとヤキモキさせられているので感情移入しまくりです(笑)。一番ハッとさせられたのは一幕のクライマックスでの回想シーンですかね。もう、あの小西君の真澄が見られるなら毎日通ってもいいとすら思ったんで。

(舞台内容の感想については後日違う形で紹介したいと思います)

そんな私の一押しキャストである小西君と一路さんが東京公演でのみトークショーを行うということで、これは行かなければ後悔する!!の勢いで飛んで行ってしまいましたww。大阪でもしてほしかったけどねぇ。ここ最近は非常に共演機会が多い小西君と一路さん。ブラメリの時のトークショーの時も息ピッタリというか、まるで身内みたいな雰囲気でものすごく楽しませてもらったので、間違いなくこのトークショーも絶対面白いという確信がありました
終演後20分ちょいくらいの時間ではありましたが、期待していた以上の面白いトークが聞けて大満足でしたので、その模様を少しレポしたいと思います。



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