レポート&インプレッション

イベント報告、好きな役者さんやドラマの個人的感想を語るブログです

タグ:真田丸

実に見応えのある第45回でした。こんな戦国ドラマを待っていた!!やっぱりロケ映像は迫力あるし見ていてテンション上がるしいいですよね~。久しぶりに戦国時代劇を見てワクワクしました。三谷作品特有の人物対人物の攻防も面白いんだけど、大河である以上はやはりこういう刺激も欲しかった。

冬の陣の発端は明石全登さんがお祈りの最中に襲われた木津川砦の戦い。急襲だったこともありあっさり陣を奪われてしまった全登さんたち。この方、戦ってるよりもお祈りしてるシーンのほうが多いからな(汗)。さらには今福砦も徳川の兵に襲われて大ピンチ。重成と又兵衛が助っ人に向かいますが時すでに遅しで何もできないままそこも奪われてしまいました。又兵衛さん、威勢だけはよかったんだけど…さすがにあの状況は死ななかったのが奇跡って感じだったよな
そんな状況に疑念を抱いた一人の男、毛利勝永。いちいちカッコいいよね、この人。木津川が襲われたのは全登がお祈りして居ないのを見計らったかのような夜、今福が襲われたのは守備を固めようと兵を増やそうとしていた矢先だった…。城の事情を知る者しか分からないような事態が起こっている。ということは、内部に内通者がいると考えざるを得ない。実に鋭い!冴えてます、勝永さん

勝永の話に心当たりを感じた幸村。鎌をかけるために呼び出した相手は…あの、牢人嫌いな織田有楽斎でした。やっぱりこの爺さんが一番疑わしいよな
まずは有楽斎の気持ちを掴むために「他言無用のここだけの話にしてください」と魔法の言葉から切り出しますw。これ言われると、「自分だけに話してる」って優越感みたいな気持ちが芽生えて相手に心開きやすくなるんだよねw。さすが昌幸の息子だわ、幸村。さらに「今回の戦は勝てる気がしなくて不安で仕方ないんです」と表では見せない弱気な部分を演出してさらに相手を油断させます。すっかり幸村の言葉に感化された有楽斎は大きな気持になって「わしは勝てると思ってる」と大きく出てくる。そこですかさず「城の西側にある博労口の砦がまだ完全ではなくて不安で仕方がない」と情報を漏らす幸村。その言葉を意味ありげに復唱し「弱気は禁物ですぞ」と励ます有楽斎。もうこの様子で、こいつ「黒」だなと幸村は確信したでしょうね。
そして、予測したとおり博労口はあっさりと敵の手に落ちることに。有楽斎が内通者であることがこれで明白になりました。しかし、なんで有楽斎は大坂城には不利なことを徳川に漏らしてんでしょうね。見返りが良かったのでしょうか?そもそも始めから豊臣には何の未練もないとか。だとするととても厄介ですぞ

その頃、信之の元に福島正則平野長泰が訪ねてきている。お二人ともお久しぶりの登場!福島さんは徳川についたものの秀頼への忠義心が捨てられずにこっそり物資を大坂城に運んだことが家康にバレてたっぷり絞られた上に戦からも外されてしまったらしい。福島と平野はひと時「お互い長生きしようなぁ」とやたらジジ臭い会話を交わした後w、信之にとんでもない頼みごとをしてきます。兵糧を調達して秀頼方に運び入れる手伝いをしてほしいと。家康の元で生き抜く決意をしていた信之にとってはとても危険すぎて受け入れがたい申し出です。しかし、「豊臣への恩返しがしたい」という並々ならぬ福島たちの気持ちも分からないでもない。またしても信之は岐路に立たされる羽目になってしまうんですねぇ
ダメ元で妻の稲にその話をしてみれば案の定「なりませぬ!」と即答。そりゃそうだわ。しかも稲さんは元は徳川の出だしそう答えるのは当然。真田の家も守らなければならないしそのためには徳川に頼るしかないことも分かってる。しかし、信之は「源次郎のために何かしたい」という気持ちが強い。弟想いのお兄ちゃんだよねぇ…ホントに。だけど徳川方には自分の息子たちもいるわけで稲が大反対する気持ちも当然なのです。
妻の激しい反対に凹む信之ですが、そんな彼に現在の運び出せそうな兵糧の情報をそっと伝えたのが元・妻のおこうさんでした。おこうさん、信之の妻だったときよりも今のほうがよほどデキる嫁っぽいじゃないか。そんな心遣いにホッと気が休まる信之でしたが…果たしてどう出るつもりでしょうか!?


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今回の「真田丸」は何かが違う、と、放送前からSNSで公式さんが盛り上げていたので、見る前から期待が高まっていましたが…、そうか、そう来たか!と。いよいよクライマックスへ突入するための大きな分岐点と位置づけた第44回。それを際立たせるために演出さん考えましたね~。あれはテンション上がるわ
オープニングはなく、いきなりストーリーから始まる手法。こういうのって、最終回ではよく見てたんだけどここで持ってくるとは思い切ったなと。44回は真田丸が出てくるって聞いてたので最後に持ってくることにしたんだなと悟りはしましたが、見る者に強くそれを印象付ける意味ではとても効果的だったと思います。

せっかく五人衆が一つにまとまって勝つために「討って出る」ことに決まったのに、茶々のツルの一声で秀頼の気持ちが揺らいでしまい結局「籠城」策が確定してしまったため又兵衛や勝永たちの落胆は大きい。彼らがショックなのは秀頼が自分たちをまだ信じ切ってくれていないことなんだよね。秀頼には本当に早く腹をくくってほしいわ~と思ってしまった。
豊臣方が「籠城」策を取ることは間もなく家康の耳にも入ることに。その知らせを聞いて一言「勝ったな」と勝利を確信する家康ですが、この時の演じてる内野さんの微妙な表情がすごく印象的でした。大っぴらにほくそ笑むわけでもなく、ただ静かに事実を飲み込んだって感じ。コミカルなところも見せつつこういった重厚さも見せるところはほんと巧いなと思います

難攻不落とうたわれる大坂城の唯一の弱点が南側にあると見抜いた幸村はそこに出城を立てることを計画。策を練る幸村の表情は生き生きとしてまるで水を得た魚のようです。これまでも様々なアイディアを出してきた幸村だけど、自分が中心となって本格的に動くのはたぶんこれが初めて。演じてる堺さんの目も爛々としてたし、あぁ、源次郎はようやく自分の本当の居場所見つけたのかなって思いました。
そんな時、作兵衛が幸村のもとに到着。すえが祝言を挙げたことや、源三郎は江戸に残り彼の息子たちが徳川方として出兵したことを伝えます。兄の息子と敵対しなければならなくなった現実に複雑な思いを抱きつつも、幸村は「それも仕方のないこと」と腹をくくり前を向いていた。信之が弟が豊臣方についたと聞いてひどく動揺していたのとは対照的に見えました。「源次郎には心置きなく戦ってほしい」という兄心を幸村が知ったら果たしてどう思うんだろうかとふと考えてしまった…

治長に出城の件を相談すると、すでに又兵衛も同じ場所に陣を張ろうと考えていたことが判明。何とか出城作戦を貫きたい幸村は又兵衛を説得することにしました。 以前とは打って変わって幸村に心を開いて友好的な又兵衛さん、よかったわ~。緻密な計算のもと計画された出城の話を幸村から聞いて、あまりの抜け目のなさに笑うしかない又兵衛。こういう説明セリフ、堺さん本当に魅力的なんですよね~~。なんかこう、聴き入っちゃう説得力がハンパなく強い
又兵衛の説得ができたところで五人衆の他の仲間にも出城作戦について丁寧かつ正確に伝える幸村。 あの説明聞いたら本当に負ける気がしないと思えるからすごい。

ところが、幸村の案を真っ向から否定してかかったのは・・・上層部にいる有楽斎と大蔵卿でした。前回治長が幸村たちに調略されたような形で反旗を翻すようなことになりましたから、めっきり覚えが悪くなってる(苦笑)。秀頼本人が幸村案を気に入っても、有楽斎と大蔵卿はいまだに牢人たちを信用していない。特に出城を守る幸村に対しての嫌悪感はすさまじく「裏切られたら大変だ!」とせっかくの図面をぐしゃぐしゃに丸めてしまう大蔵卿
そんな母の暴挙を見て口あんぐりで驚愕するしかない息子・治長今井さんのあの表情は面白かったw。

で、新しく布陣を上層部だけで作り直したようですが…五人衆の名前がどこにも見当たらない。豊臣譜代の者だけで固められた感じになっていて、幸村肝入りの南側の出城もその図面からは消されていました…。あれじゃあ、勝てる気がしないわ
全く自分たちが信用されていないということに腹を据えかねた勝永たちが城を出て徳川の方に行くと言い出すのも自然な流れ。気持ちすごく分かるし。バテレンさん(全登さんは又兵衛からこう呼ばれるようになってましたw)だけはキリシタンを禁じた徳川に行けない事情があって残らざるを得ない状況。もうみんなバラバラ…。せっかく一つにまとまった五人衆だったのに
それでも幸村は豊臣につく意思は変わらない。そのためには何としても又兵衛たちの力が必要です。彼らを引き留めるために幸村はついに茶々のもとへ直談判に行くことに。頼りになるぜ、源次郎

ところが・・・


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徳川軍として参陣した信之の息子2人ですが、その振る舞い方は対照的。弟の信政は来るべき時に備えて剣術稽古に余念がありませんが、兄の信吉は「まだ戦も始まってないのに」と水を飲んで休憩するばかり。なんか移動しただけで疲れちゃったみたいなお兄ちゃん、家督を継いだものの気が進まない感じですね。お母さんのおこうさんがあんなに泣いて喜んでたんだから少しはその期待に応えてほしい気もするけど…。信政も口には出さないまでもそんな兄が家督を継いだことにやはり不満は持っているような感じでした。今後それが変な火種にならなきゃいいけど…。
それにしても三十郎は凛々しくなりましたね~。信政の稽古をつけている様はデキる武将そのものに見えたぞ。責任感が増していい男になりました。対して茂誠さまも貫禄はあるのですが、やっぱりあの癒し系的なところは変わらずで可愛いです。ただあれではますます信吉はやる気起こさないと思いますけどね(笑)。

その頃、信之は姉の松に息子たちの後を追いかけてほしいと頼み込んでいました。源次郎が豊臣方に参戦したことを知り、なんとしても自分の息子たちと鉢合わせにしたくないという一心…まさに親心。しかし、本当の信之の想いは「源次郎に思い切り戦ってほしい」という兄としての切なる願いでした。息子たちの姿を見たら源次郎の決心が鈍ってしまうかもしれない、だからなるべく前線に出ないようにということを伝えてほしいと…。徳川方についてもう長い年月が経ちましたが、立場は分かれても源三郎にとって源次郎は大切な弟であることには変わりないんだってことが分かって…この場面はちょっと胸が熱くなりましたどこにいても真田は一つ、おとりさんの言葉が生きてるんですね。
それにしても、松さんはちゃんとそれを伝える役目を果たせるんでしょうか?なんか心配だよなぁ…。っていうか、きりと同じく私、あの、松の現代風喋りにも未だに違和感ありまくりなんで全然感情移入できないんですよ(苦笑)。ホント、今回の女性キャラは…はぁぁ…

その頃家康は片桐且元と面会。いやぁ、内野さんの家康、見事な老けっぷりと貫禄ですね!!阿茶さんさえいなければホント、内野家康の迫力は盤石ですよw。体を大きくする役作りは途中で疲れちゃったらしいですが(草刈さん談w)、それでもあの風貌を出せるのはホント凄いと思います。
家康の狙いは且元の調略。調略と言えば信尹叔父上だと思うんですがw…信尹さんは徳川に今居るんですかね?そろそろ戻っていてもいいような気がするんですが…。栗原さんがSNSでいつも顔出してくださってるんで常に存在は感じられてるんですけど(←これもある意味すごいよ 笑)、やっぱり姿をそろそろ見たい。

さも、自分は片桐の味方だからねと親身になって近づく家康。人たらし的なところは秀吉に似てきた?豊臣方の内情を探ろうとさりげなく兵糧のたくわえ事情を聴きだそうとしますが、破門されたような形とはいえ心はまだ豊臣に残している且元はなかなか口を割ろうとしません。家康が巧いのは、そんな且元を予測していたかのようにさも「言いたくない気持ちは痛いほどわかるよ」って感じに「さすが忠義の男!」逆に褒めてしまうところ。言わないと痛い目に遭うぞみたいな押しの一手ではなく、言いたくなかったら言わなくていいしそこが良い…と引くんですよね。
この家康の態度を見た且元はついに大坂城の兵糧事情を話してしまうのです。豊臣にはもう自分の居場所はないし、生き抜くためにはもうここで堕ちるしかないって観念したんだろうね。だけど秀頼への忠義心は消えていないわけでその罪悪感たるや想像以上のものがあったと思います
家康の調略にはまったと、たぶん自覚もあったと思う。それでも話してしまった罪悪感。且元さんの表情見てたらこちらの方が胃が痛くなってきちゃうよこのままだとこの人は胃癌かなにかで倒れちゃうだろうなと思うと切ない…。戦国の世とはいえ、家康も非情なことするよね(ひょっとして阿茶の差し金?

同じころ、茶々は武器庫に幸村を呼び出します。武器庫のシーンと言えば…思い出されるのが「初恋」回ですね。秀吉に黙って二人きりで武器庫に入って茶々は源次郎に自らの本音を話し誘惑していました。その姿に源次郎はドギマギしちゃって、危うく道ならぬ恋に入るとこだったなんていうのがあったなw
あの時と同じように茶々は幸村に寄り添い「自分の愛した人たちはこの世に未練を残して死にました」と誘惑してくる。茶々の幸村に対する想いはあの頃と変わっていない様子。しかし彼女の怖いのは「愛した人たち」の中に秀吉が含まれていないことです。さりげなくそれを幸村に伝えたシーンはゾクっとしました。そうじゃないかとは思ってはいたけどこうもハッキリ意思表示されると恐ろしいものがあります
「自分はどうなってもいいから秀頼を死なせないで」と幸村に懇願する茶々。心がなかなか読めない茶々ですが、「秀頼を死なせたくない」という想いだけは真実だと思います。幸村にだけは本心を明かし甘えてくる茶々。かつてはその行動に危うく呑み込まれそうになった幸村でしたが、今はその感情に流されることはないようでホッとしました。春さん怖いしね(苦笑)。




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幸村たちが大阪へ入ってからストーリーも佳境へと動きだしましたね。さらには信繁が九度山での苦労を綴った手紙の原本が発見されたというニュースも飛び込み、クライマックスに向けてますます盛り上がってきました。
全体的には今回も楽しく見れたのですが、1か所だけ個人的にどうしても毒を吐かずにはいられない展開がありまして…(苦笑)。相当辛辣なこと書いたので文字薄くしましたw。読んでしまった後の苦情は受け付けませんので自己責任でお願いします

ついに14年ぶりに茶々と対面した幸村。まさに運命の再会。「戦が始まるおかげでまた会うことができた」と未だにどこか浮世離れな発言をする茶々がなんだか新鮮です。これまでの茶々(淀)は家康憎しの鼻息がめっちゃ荒いキャラが多かったのでねw。
その対面の場に新たな人物がまた登場。織田信長の弟・織田有楽斎です。一説には東京の有楽町の語源になった人と伝わっているそうですね。幸村を見るなりヨイショのオンパレードw。そんなに頼りにしてるのかと思いきや、幸村がいなくなるとコロっと態度が変わって「これくらいおだてておけば十分でござろう」と言い放つ。大蔵卿(治長と治房のお母さん)も思いっきり同調。いや~~、怖いですねぇ、この二人!幸村のことは戦を有利に運ぶための手段としか思っていない様子。「真田をあまり信用しちゃだめですよっ!」って大蔵卿も茶々に釘刺してるわけですが(苦笑)、茶々本人は本気で幸村を当てにしているので何故二人がこんなに彼を警戒してるのか理解できない様子でした。たぶん幸村本人も自分は信用されてないんだっていうのはあの場で悟ってたと思うんだけどね。家康と同じように茶々も周りの意見に呑み込まれていくタイプなのかも。
ところで、有楽斎を演じていた井上順さんの声が掠れていたのが気になりました…。見た目はお元気そうだったので役作りならいいのですが…大丈夫なんだと信じたい。

秀頼から絶大な信頼を得ている幸村。そのため、相部屋が多い他の牢人とは区別して一人部屋にしたり親族も手厚くもてなそうとしたり特別扱いするよう治長に伝えていた様子。うっわっ!!この対応はダメでしょう、秀頼君その親切心は帰って幸村を苦しめるよ~。ただでさえ寄せ集めの猛者がワンサカして十分じゃない環境で我慢させられてるのに一人だけ特別待遇したらそりゃ白い目で見られるでしょ。前回は立派な若者に見えたけど、トップとしてはまだまだ未熟だってことだよね~
案内してる治長も「秀頼さまに言われたから仕方なく、なんだからね」感バリバリw。幸村への友好ムードは前回の後半で悪い方向に変わっちゃってたしね。ちなみに、今回治長の弟の治房が初登場。いかつい風貌で不器用な様子に幸村も思わず「ご機嫌が悪そうで」と口をついてしまうほどw。お兄さん曰く、ああいう風貌だから気にしないでってことでした。治房役の人の顔つきが格闘技系の人だなぁと思ってたら、本当にそっち方面の役者さんでした

治長に案内されて入ったのは御文庫部屋。かつて三成や吉継たちと議論を交わした…幸村にとっては思い出が詰まった部屋。あんなにたくさんあった書物はすでに一冊もなくがらんとした状況。それが時代の変化を感じさせて何だか物悲しく映りました…。でも、三成と吉継の魂はまだそこに宿っているかのよう。きっと幸村の力になってくれるだろうと、そんな事を想わせるワンシーンでした。
自分の部屋に戻った幸村は息子の大助から秀吉について聞かれます。父がかつて仕えた天下人について、大助は知っておきたい様子。そんな彼に幸村は大阪城の天守閣よりも大きな人だったと伝えます。この場面見た時、私は不意に、大助が秀吉が天守閣よりも馬鹿でかい大きさだったと解釈してませんようにと思ってしまった(汗)。いや、大助君、ほわ~って風に見上げてたんでついお父さんの真意が正しく伝わっていますようにw。

そんな親子の会話の最中に後藤又兵衛と毛利勝永が訪ねてきました。友好ムード…ってわけではなさそう


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※「真田丸」が大好きでたまらない方は以下導入部の文章はスルーしてください。たぶんあまりいいこと書いてない

前回の感想で「1度だけ休むかも」と最後に書き加えていましたが、1度どころか4回分休業ということに相成ってしまいました。休んでる間に信幸が「信之」となり、昌幸が草刈さんが言ってた通り九度山であっという間に白髪になったと思ったら亡くなってしまい、信繁たちは九度山生活突入し家族が増え、さらに息子・大助によるくじ引きで信繁から「幸村」という世間的に一番浸透していた名前になりました。
もちろん、真田丸はずっと見ていたんですけど…上杉の出番がめっきり薄くなった(というよりかは無くなった)ことも影響し今ひとつテンション上がらず感想書くのはお休みしておりました。それに私は三谷さんの描く女性像がどうも苦手でしてね…。九度山生活ではきりと春のやり取りなんかも中心になってたりして正直かなり微妙な心境で見ていました(苦笑)。

それにしても、きりは九度山でてっきり信繁の側室という立場に昇格するのかと思っていたら…どうやらそこまでの関係にはなっていない様子ですね。まぁ、あそこまで信繁から「アウトオブ眼中」扱いされ続けてて突然親密にっていうのも違和感しかありませんが(苦笑)、三谷さん的にはきりは信繁の女というよりかは同志としての立ち位置として描きたい気持ちが強かったのかもしれません。だから最初から「想い人」ではなく「パートナー」という位置づけにしていたのかも。
史実では信繁には4人側室がいてそれぞれ子供を産んでいるという記録があるそうですが(当時は女性に関する記録がほとんどないらしいのでそれも曖昧ですけど)、ドラマでは結局、最初の側室と正妻だけが子供を残したって形で進めていくのかもしれませんね。三谷さんの男女恋愛的なストーリーは正直全く期待していないので無理にそういう話を書かれるよりかは良いと思います(毒っぽい言い方で申し訳ないですが)。三谷脚本は男性が活躍するドラマはすごく面白くグッとくるストーリーが多いんですが、女性の描き方はなんか素直じゃなくてなんですよ。それに私はいまだにきりや松が現代的なセリフを話しているのに嫌悪感を覚えてしまうのでなるべくスルーして見るようにしています。「真田丸」という作品にハマりきれない理由の大きな一つがここにある気がします(苦笑)。

あくまでも一個人の感想なのであしからず。溜まってたものを少し出せてちょっとスッキリしたw。

第41回の「入城」は久しぶりに見ていてワクワクする内容だったのでまた感想書いてみたいと思います。



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2016年7月~9月(全9回)
『HOPE ~期待ゼロの新入社員~』
フジテレビ系 日曜21時~21時54分
主演・ 中島裕翔(Hey!Say!JUMP)


NHKの帯ドラマはほぼリアルタイムで見るのですが、民放ドラマは最近録画しっぱなし状態で時間ができたときにまとめ見するようになりました。今回もいくつか録画した番組が溜まっていましたが、そのうちの一つが日曜9時にフジ系(こちらではOHK)で放送されていた『HOPE』でした。ようやく時間が空いたので一気見することができました。
1話を見て退屈だと感じたら全消去しようと思っていたのですが、後半あたりから次も見てみようかという気持ちになり、気が付いたら最後まで視聴完了。世間の評価は割れているようでしたが、私個人としては単純になかなか面白い良いドラマだったと思っています。

基本的にJ系とかアキバ系とか…アイドルやってる人がメインのドラマは見る前から苦手意識があって避ける傾向がある私が今回なぜこのドラマを録画リストに選んだかというと…大好きな瀬戸くんや芝居が好きなエンケンさんなど脇にすごく良い役者さんが揃っていたからです。中島君に関しても、以前「半沢直樹」に出ていた時の印象が悪くなかったこともあってか抵抗あまりなかったんですよね。まぁ、瀬戸くんたちが出ていなければ録画はしてなかったと思うんですけど
原作は韓国の「ミセン」というドラマで、向こうでは大ヒットしたものだったらしいことは後から知りました。実は韓国ドラマにも個人的に苦手意識があるので…最初から知っていたら録画していなかったかもしれません(苦笑)。原作を知っている人や好きな人にとっては日本版は批判的意見が多かったようですが、私は全く知らなかったので見続けることができたというのもあるかな

囲碁棋士になることを夢見ながらも家の事情で諦めざるを得なくなり人生の目標を失っていた一之瀬歩(中島君)がコネで大企業に入社することになり成長していく物語。一之瀬は高卒だったために最初は大卒の同期組から見下されていたのですが、コツコツと一つ一つ謙虚に受け止めて仕事をこなし徐々に周りから認められていきます。その大きな支えとなったのが営業三課の織田課長と安芸主任。この二人がありえないくらいめっちゃ良い上司で・・・この二人いなかったら一之瀬君はあの会社1年もいられなかっただろうなと思いました
まぁ、そもそも、高卒で無気力状態だった青年が突然大企業にコネ入社できてしまうという展開自体が現実味がないというか…古臭いと日本では思われてしまうのも仕方ないかなとは感じました、正直(苦笑)。

だけど、気力を失いかけていた青年が尊敬できる人に出会って一歩ずつ成長していく過程を見るドラマという点では私は素直に感動した部分も多かったし面白かったなとも思いました。
結婚する前までは私もちょこっと社会に出て働いていた時期もあったので、理不尽上司が登場するシーンとかはけっこう当時を思い出したりもしたし(苦笑)。ただ私は派遣社員ずっとやってたので同期入社の結束みたいな部分は経験できなかったなぁと少し羨ましく思うこともあったかな。

瀬戸くんはデキる新入社員なんだけど自分の能力を過信しすぎる節があって希望する仕事をさせてもらえないストレスに苦悩してしまう桐明役。一見弱みがなさそうなエリート系の青年が壁にぶつかって苦悩するっていうパターンは個人的に大好物でしてww、瀬戸くんはそういう芝居がなかなかに上手い。ファンになったきっかけのNHKドラマ『眠れる森の熟女』をちょっと思い出しちゃったな。
その瀬戸くんの上司を演じてた丸山智己さんもすごくいい味出してた。私、丸山さんもけっこう好きなんですよね。あまり多くを口にしないんだけど、ちゃんと部下の成長見守ってくれてる結城主任役が見事にハマってました。

山本美月さん演じるあかねの上司となった桧山主任もこのドラマの中で光ってたうちの一人です。最初は寺崎課長とグルになってあかねを差別的に見下して辛く当たってたんだけど、彼女の頑張りを見ているうちに自分の身の振り方を考え直すようになってストーリー中盤からは理解者となっていく。松田賢二さんが演じてたんだけど、めっちゃよかった
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特に、遅い時間まで帰ってこなかったあかねを探しにやって来て怒鳴って叱りながらも「心配させるなよ!!」って本音を言っちゃうシーンはたまらなく萌えたww
そのあとも、ゲスな課長にセクハラまがいのことを言われたり頼まれたりする彼女をさりげなく助けてやったり、果ては庇って課長を怒鳴りつけてましたからね。あれ、私だったら桧山主任に落ちてるよwwww。このドラマの中で一番好きな人物だったかも

本社勤務の同期の中で一番上司に恵まれないで最後まで気の毒だったのは桐山くん演じる人見だったかもね。彼の上司の鳴海主任はもうあれゲスの極みでしょww。マギーさんがまた上手く演じてるからめっちゃムカつくんだけどどこか憎み切れないみたいな…ね。あんな上司には当たりたくないって思いますけどw。

だけど、なんだかんだでこのドラマの中で一番核になってたのは営業三課のエンケンさん演じる織田課長と山内さん演じる安芸主任だったよなぁ。この二人の絆は「真田丸」の上杉主従ばりに固く熱い。実に見事なコンビだったと思います。厳しいけど誰よりも部下思いの織田課長の気持ちを誰よりも理解して支える安芸主任。こういう男の熱い結びつきをじっくり見れるのは嬉しい。丸の上杉主従もこんな風にじっくり見れたらどんなに良かっただろうって何度も過ったよ
現実世界にも、あんな親身になってくれる上司っているのかな…。そういう職場があってほしいよ。

と、このドラマ自体の感想はこんなところなんですが、NHKドラマ好きとしての見方っていうのもあってw。それについてちょっと。




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東京で大好評だった「真田丸」特別展がやっと大阪まで来てくれました。ということで、その初日に特別イベントとしてスペシャルトークイベント大阪歴史博物館で行われました。
こちら事前申し込みが必要だったのですが、私は興味はありながらも申込みしそびれた口でして…ほかの方のレポート待ちの予定でした。ところが、なんと幸運にもSNSのお友達がもう一人枠として私を誘ってくださいまして!!本当にラッキーなことに参加することができました。後から聞いた話によると、倍率はなんと20倍だったそうです。そんなプラチナイベントに誘っていただき本当に感謝でございました。

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大阪歴史博物館はBK(NHK大阪)と隣接しています。BKにはよく行っていましたがw、歴博のほうに行くのは本当にものすごく久しぶりです。ここの9F展示コーナーで案内してくれる人形の声を片岡愛之助さんが担当してまして、それ目当てに10年くらい前遠征で来た以来じゃなかっただろうかw。たぶん今も愛之助さんの声の人形が案内してくれてるはずです。

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入場ははがきにある整理番号順ということで早めに並ぶ必要もなく。こういう形にしてもらえると非常に余裕が持てますし精神的にも楽です(今までがかなり大変だったのでww)。ちなみに並んだ場所はBK敷地内。時間が来て番号順にNHKホールに通じるエスカレーターに乗っていくので、歴博イベントじゃなかったっけ?と思っていたのですが、なんとホールのお向かいに会場となる講堂がありました。今までそこにあるの知らなかった
会場のキャパはだいたい250くらいとかなり小規模。そのうち15席くらいはマスコミ用だったので実質230席前後といったところだったでしょうか。こりゃ倍率高いはずだ…。私たちは整理券番号的にはちょうど中間くらいだったので割と前方席寄りに座ることができました。でもキャパが小さいので後ろのほうでも十分よく見えたと思います。

始まる前に注意アナウンスがあったんですが、カメラ撮影禁止の注意を言った後に「草刈正雄さんは俳優さんなのでカメラを向けるとポーズをとってしまい進行に支障が出てしまいます」みたいな文言が飛び出しかなりウケてました。こういうノリはさすが大阪、関西だなぁと思います。ちなみにこのアナウンスをしたのがNHK大阪でスポーツ番組担当してるらしい中山奈奈恵アナ。今回の司会進行も担当してくれたのですが、なんとも大阪色の強い明るいお姉ちゃんでございましたwww。

トークショーは二部制で行われ、最初の30分くらいは歴博の学芸員の大澤先生による「真田丸展」の資料の説明や見どころ紹介でした。ドラマの時期的にもちょうど展示資料と重なる部分が多いとか。「非常にタイミングがいい」と大澤先生もおっしゃってました。新発見の資料など大阪でしか展示しないものも多いらしく、この日は見学できませんでしたが大阪には開催中にも来る予定があるのでその時に立ち寄りたいなと思いました。
私は歴史にもとても興味を持っているので大澤先生のお話もかなり面白く聞きました。が、ほとんどメモを取っていなかったので(ヲイ!)記憶にあることをいくつか。

・九度山時代は真田家の家族が増えた時期。
・信繁自筆の手紙には「壺二つに焼酎を入れて送ってくれ」と書かれてある。昌幸の手紙には稲姫宛にサケの子供を送ってくれと書かれてある。
・大坂冬の陣で勝利したことによって信繁は有名になったわけですが、そのあと家康は信繁をヘッドハンティングを試みていたそう。展示されてる手紙に書かれてあるらしい。
・大坂夏の陣最後の日に書かれた手紙(島津氏筆)も展示。そこに「日の本一の兵」と書かれてある。家康を追いつめた様子も書かれてある。
・家康を守っていた人たちは信繁の攻撃に恐れをなして家康を残して3里(12キロちかく)ほど逃げて行ったらしいww。「家康置いて行っちゃっていいんですかね」と大澤先生のツッコミもww。ほかの武将も信繁の戦いぷりを褒め称えているらしい。
・信繁の首を取った武将は最初はだれを倒したのかわからなくて後から真実を知ってビックリ仰天したらしい。その後供養のために地蔵を作ったそう。信繁の戒名が裏に刻まれている。

わかりやすい説明でなかなかに面白いお話でした。

大澤先生のお話が終了し、そのまますぐ第二部に突入。
いよいよ草刈さんの登場か!?と会場の機運が高まったのですがその前にインターバル的に「犬伏」のPR動画が流されました。真田親子が悲痛な決断をしたあの切ない重要な回を盛り上げるために放送前にNHKでバンバン流されていたあれです。この回は確かに切なくて思わず私も涙しましたが、「真田丸」に関しては私はどこか少し一歩引いた目線で見てしまうところがあるので引きずることはなかったのですが、会場の皆さんの熱量がすごい!!始まってからすぐにすすり泣きの声があちらこちらから…。さらには嗚咽する声まで聞こえてきてなんだか新鮮な驚きがありました。皆さん本当にこのドラマにこれでもかってくらいドップリのめり込んでいるんだなぁと再確認した次第。ちょっと自分の見方が冷めすぎているのだろうかと不安になったほど

で、会場が一気に涙モードになったところでいよいよ草刈正雄さんの登場です


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源三郎だけが徳川につく決断をしたと知った家臣たちは戸惑いを隠せない。綱家さんはこのまま源三郎についていくようで徳川が小山に入ることを知らせに来るのですが、歯が欠けて話し方が妙な感じw「話方が変だぞ?」と源三郎も気づくわけですが、まさかその原因を作ったのが自分だということは全く気付いていませんでしたw。哀れ、綱家
小山に入った家康は伏見が宇喜多勢に攻められていることを知り愕然。このあたりの解釈はけっこう新鮮です。今までだと家康は三成が自分がいない間に動くことを計算に入れて動いてたように描かれていた気がします。うっちー家康は文が届くまでそのことに気付いていなかった模様。実際はどうだったんですかね。

小山評定が始まる直前、信幸は家康の陣に到着。そこで昌幸たちが裏切って上田に戻ったこと…つまりは家康と縁を切る選択をしたことを意を決して伝える源三郎。自分の家族の裏切りを生き残るためとはいえ家康に伝えなきゃならないなんて…辛いよなぁ。自分は縁者が徳川にいるからこちらにつくとハッキリ告げる源三郎の言葉に一人感動している忠勝お義父ちゃん、情に熱いんだよねぇ、この人。異を唱える本多正純に対しても猛然と源三郎を庇う発言をしてくれる。この人がいたから源三郎は徳川に受け入れられたのかもしれないよね
小山評定で家康は上杉討伐に向かうのではなく大阪に引き返し秀頼を救いに行くと宣言。表向きはこう言ってるけど心の中では秀頼のことはアウトオブ眼中だろうけどね。大坂には集まってる武将たちの家族が多く人質に取られている、それでも自分についてきてくれるかと家康は問いかける。それに対し真っ先に従う意思を示したのは福島正則でした。
以前の大河では一番に恭順を示していたのが山内一豊(主役だったしね)。小山評定は一豊が「掛川城を差し出してもいい!」と家康に訴えて東軍の士気を上げたことが有名なエピソードとしてあるわけですが、果たしてあの中のどこに一豊いたんですかね。居てほしいわ…(苦笑)。
結局、家康から離反したのは真田のみということになりました(実際には田丸直昌という人も裏切ったらしいですが)。

ちなみに小山と言えば…真田丸で直江兼続を演じてる村上新悟さんの出身地。放送日に親までPVがあったらしいのですが、おエラ方がその席で村上さんのことを挙げていたんだとか。いつか故郷に凱旋ってことになればいいなと思います。


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放送前からHPでも思い入れたっぷりにカウントダウンして宣伝してきた「犬伏」回がついに放送となりました。真田家にとって最も有名なエピソードの一つ。それがどのように描かれるのか楽しみなようであり、寂しいようでもありました。

上杉征伐に出陣した家康。真田家は徳川とも繋がりがありながらも上杉につくことを決断。真田の男たちは出陣してしまうため、残される女性陣が気がかり。とりあえずは危険な大坂を出るように伝える昌幸でしたが、薫さんは不安のために貧血気味。戦が始まったらただちに上田に逃げるように告げますが、ここで源次郎は後のことを春ではなくきりに頼んでしまう。え、なに?源次郎、けっこう彼女のほうに傾いちゃってるの
この無意識の言葉が新たな女の争いに火をつけてしまったようで(苦笑)。
ついに、きりvs春の真田の女…というか、源次郎の女を巡る争いが静かに勃発w。今後のこと考えると怖いわ~これ。だって、春ちゃんは大人しく見えても実はあんなんですからね
対して源三郎側の女性問題はすっかり落ち着いた様子。稲さんも腹をくくって真田の女として生きる決意を固めたようです。昌幸にも認められて涙ぐむ姿にグッときてしまいました。

上杉に加勢するため会津へ向かう前、源次郎は大坂城に立ち寄ります。片桐さんは桃の世話に忙しく、寧さんは「戦が終わったらまた遊びにおいで」とどこか楽観的。そんな雰囲気に違和感を感じつつ、源次郎は寂しくなった大坂城を見て過去あった出来事を思い出していました。
その頃会津では兼続が家康が江戸城に入ったことを知らせに景勝の元へやって来ています。出番ないかもと思ってたからこうして会えるのやっぱりうれしい
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戦服姿の村上兼続、やっぱりカッコいいよな~。
家康の元には総勢10万の兵が集まっていると兼続から聞いた御屋形様は思わず「多いな…」と不安を口にしてしまう。しっかりして、御屋形様!!勝てるか不安に思う御屋形様を見越してか、「領内で身分を問わず戦えるものを取り立てるというのはどうでしょうか」と相変わらず即座に対応している兼続。村上さんのイケメンなお芝居が本当に素敵。あのユルフワな人と同一人物とはやはり重ならないよなぁw。
一度はその案に納得する景勝でしたが、「嫌がる者は逃がしてやれ」と慈悲の心を示します。
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その言葉にちょっと「御屋形様、甘いなぁ」と思いつつも、最後はやっぱり「そんな御屋形様についていく」と静かに納得して頭を下げる姿がとても美しく印象的でした。

江戸城では秀忠が先に出立するように言われている。その際に本多正信をつけると家康から告げられて「自分は信用されていないのでは」と思わず愚痴を妻の江にこぼしてしまうヘタレ秀忠w。はい、ついに、江さんが登場してきました!
演じてるのはミュージカルなど舞台で大活躍中の新妻聖子さんですよ~最近はバラエティにもよく顔出していてキャラ売ってますよねww。正直、私、数年前の自らの記憶から抹殺した大河ドラマ「江」の悪しきイメージがこびり付いているので(苦笑)、江というキャラには多少拒絶反応あるんですが(すべてはあの大河のせい 苦笑)、聖子ちゃんのはちょっと楽しみだったりします。
将来歌いだしたりしてねw。源ちゃん秀忠とミュージカルとかできそう…とか、あらぬ妄想が広がってしまいますww。

以下、続きます。


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天下取りに本気になった家康側と豊臣を死守したい三成側の対立は深まるばかり。前回は激突寸前までいきましたが、上杉の御屋形様の天使のような包容力でなんとか衝突は避けられました。でも、再び衝突するのは時間の問題…景勝さんも「本気になられた」らしいので

騒動の責任を取る形で三成は謹慎中のようですが、実際に前回のような出来事は起こったという資料がないらしいので創作シーンとのこと。謹慎中は久しぶりに奥さんと二人の時間を過ごしているようでしたが、今後に備えての探究心は衰えていない様子の三成。源次郎が様子を伺いに来ても読み物に夢中です。あの三成と夫婦やってるうたさんがすごいと思っちゃう
これを機に源次郎はずっと気になっていたことを三成に尋ねることに。春を嫁にしたときに「あの女は苦労するぞ」と三成が口走った意味です。それ、私もずっと気になってたw。ここまでのところ、きりに嫌味をちょろっと投げかけたくらいで特に問題なかったからねww。すると意外な回答が…。

かつて三成は何の気なしに春に一本の筆をプレゼント。大谷家には世話になってるし、娘になんか土産でも渡してやるか的感覚だったらしいのですが…男性からプレゼントされたことが今まで恐らくなかったと思われる春ちゃんは「三成が自分のことを愛しちゃったみたいだ」と完全なる勘違いを起こすw。
思い込んだら一直線の春は三成の奥さんの前で筆をもらったアピールを最大限にした後「ダンナさんとは別れてください」と超ストレートに直談判。そんなこと言われた過去があったら、そりゃ、源次郎がこの話持ち出した時奥さん席外したくもなるわな
その出来事を聞いて三成は春を呼び出し「お前の勘違いだ」とハッキリ断るわけですが…その直後の春ちゃんの取り乱し方がハンパない

「いやああぁぁぁぁ~~~~!!!!」

と気が狂ったように絶叫シャウト状態wwww。つまりは、春は、激情の女だったと。こんな状態の彼女をほとんどビビらずにただ見つめてた三成もすごいけどねww。源次郎…これ、後々の展開のこと考えると…怖いことになりそうだよ~~。あの勢いだと首絞められかねない(汗)。展開的にもあんまり想像したくないんだけどね(苦笑)。
このシーン見て、なんで春役が松岡茉優ちゃんなのかちょっと納得できた気がしました(笑)。ただの大人しい女の子じゃないってところがね、彼女の芝居の魅力が出るんじゃないかと思うので。

一方、正則や清正など若い武将たちの三成に対する不満は日に日に増している様子。彼らは徳川が豊臣を守ってくれる最有力人物だって信じてるからこそ三成が家康を暗殺しようとしたことが許せないんだよね。清正は朝鮮出兵後の手当ても気にしているようで。そんないつ暴発してもおかしくない若者たちをなんとか納めていたのが前田利家でした。利家はとにかく三成も皆で協力して豊臣を盛り立ててほしい一心。家康に直談判して三成の謹慎も解かれることになったし(これは創作らしい)、この先もこういう人がトップで支えてくれていればもしくは歴史も少しは違うものになっていたかもしれません。
その三成はといえば、謹慎が解けて寧に挨拶に行くのですが相変わらずそっけない。あぁいう態度、ほんと心象悪いんだよねぇ。源次郎もそれが分かってるから三成の態度にはハラハラさせられ通しです。寧は出家の準備を進めるということで、きりもお役御免に。次に彼女がいくのは細川家…ガラシャのいる屋敷だと知って源次郎は気が気ではない。今は不穏な空気が渦巻いているから上田に帰るよう説得する源次郎でしたが

「不穏・・・?だぁい好き!!また一緒に乗り越えていきましょう!!」

と返され絶句w。きりには事の重大さが全く分かっていなかったようです(苦笑)。このシーンを見て私はある人の名言が浮かんでしまいました。

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「崖っぷち、だーーーい好き!!」 by修造

こんな心境ですかね、きりさんww。修造さんと話が合うかもね(笑)。


以下続く。



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