秀吉が亡くなったことで、新たな章に突入した『真田丸』

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そこに、村上新悟さんの名前が登場したの嬉しい。なんか最近、この名前を見るたびに変なテンションになってきてる気がする(笑)。
そういえば今回の第32回は5月の新潟トークショーで村上さんが「これから撮影しようとしてるとこ」って言ってた分だなぁと。そういう意味でもなんか感慨深いものがありました。

徳川襲撃に失敗して生死不明だった出浦さんでしたが、源三郎の話によればやはりまだ生存していて有馬にて休息中とのこと。癒すために行く場所としてこの時代の話によく出てくる有馬の湯。関西に住んでた時に一度は行っておくべきだったと少し後悔する今日この頃であります(まぁ2年弱しかいられなかったけど
昌幸は息子たちに三成から依頼されて事に及んだと告白。まぁ、治部さんはハッキリとは言ってませんが…たしかにけしかけましたからね。昌幸の狙いは乱世を起こして武田の領地を取り戻す事。それを支えに生きてきたものの今回の失敗で会えなく頓挫(フィクションとの事ですが)。今後ますますやる気を失っていくのではと心配です。

出浦に襲われてけっこうビビってた家康さんw。誰が襲ったのか調べさせてたらしいけど結局正体掴めずさらに不安を募らせている様子。それとは逆にものすごく落ち着き払ってクールな対応してる本多正信。
「どうせ命を狙われるのなら思い切って天下を取ってしまうというのはいかがでしょうか」
と悪魔の囁きw。「くどい!」とそっぽ向いてしまう家康ではありましたが、自分が命を狙われてる現実を目の当たりにして不安が募った今となっては、あの、正信の魔の囁きはかなり響いているものと思われます。

同じ頃、秀吉の亡骸の前に寧をはじめ親しい者たちが集結。福島くんは泣き崩れてましたが他の人たちはけっこう冷静…でもない人物が一人だけいたかw。

信繁 「御最期はどのようでございましたか?」
片桐 「まるで眠るように・・・すっと・・・お亡くなりに・・・」

おいおい、片桐さん、あんた、秀吉がベル取れなくてもがいていた時寝落ちしてたじゃないかwww。だけどそれ証明する人いなさそうだからね。これは上手い事切り抜けた・・・と思ったら、寧さんから「長年仕えた助作に手を握ってもらえるなんて殿下は幸せ者だわ~」みたいなこと言われてしまいさすがに心が痛い。あの後また胃薬を飲んで必死に気を鎮めようとしたに違いないw。下手な嘘はつくもんじゃないね

すでにこの先の豊臣のことを見据えている三成は源次郎と片桐に秀吉の死は内々の者にしか知らせないよう伝達。さらに葬儀の日取りが決まるまでの処置を淡々と話しだす始末。寧さんと秀吉がいるすぐ近くでそんな話はするもんじゃなかろうが!
「私に聞こえん所で、話してくれんかね」
そう一喝する寧さんの気持ち、よく分かるよ。あれは心象悪いわ…。こうして小さなところから自分の味方を減らすべく種を撒いている三成…。彼は人の気持ちを慮るということが欠けているようです。今まではツンデレ的とかで寛容な目で見れたけど、あれはホントよくないと思った。いくら豊臣の将来の心配でいっぱいだったとしてもね。
今回は、そんな三成の「負」な面がワンサカでてくる回でもありました(汗)。

以下、続きます。




秀吉の処置を終えた源次郎は三成に報告。あくまでも事務的にしか答えない三成。しかし今後どうしたいのか尋ね「石田さまの元で働きとう存じます」と源次郎が返答すると

「私は殆ど間違えることはないが、ごくたまに間違った決断をすることがある。そんな時は遠慮のう教えてくれ」

と本音を見せる。この、「殆ど間違えることはない」という言葉を最初に言うあたり三成らしいよなぁ~w。自分は決して間違ったことはしていないというプライドがめちゃ高い。だけど源次郎には「ごくたまに間違ったことしちゃうから支えてほしい」みたいな本音を漏らす。信頼している人に対してだけはこうして素直になれる三成。源次郎がそばにいると言ってくれたことに喜びと安堵を感じていたに違いない。
ただの冷たい人ではないということはいつもそばにいた源次郎もよく把握している。それに死の間際の秀吉から「佐吉は寂しい男だから支えてくれ」と懇願されてたし…あんなこと言われたら心配になって三成から離れられないよね

秀吉の死を知らされた家康は一人天に向かって手を合わせます。秀吉に対しては苦々しい想いもたくさんさせられてきたけど、その死を心から願っていたわけじゃないように思える今回の家康。あの手を合わせた時、家康の脳裏には自分がトップに立って平穏な世の中を作っていく誓いを秀吉に立てたんじゃないかと感じました。三成に主導権が渡ってしまったら自分の望む平和な世の中は訪れないと悟ってたんじゃないでしょうか。あの手を合わせる仕草があったからこそ、今後の家康のタヌキおやじっぷりにも今までとは違って共感できる部分が多くなるんじゃないかと思いました。
秀忠を呼び出した家康は江戸にもどるようにと伝えます。一度は納得したように見えた秀忠ですが、なぜ江戸に行かないといけないのか分からない様子ww。「たまには頭を働かせろ!!!」と一喝されて完全に委縮状態w。この時点の秀忠、未だにヘタレくんですな

具合が悪そうな吉継のところにさっそく今後の相談に訪れている三成と源次郎。まだ家康は変な動きをしないのでは?という源次郎に対し、何か仕掛けてくるに違いないと完全に疑ってかかっている三成。でも吉継もそれは感じているようで…5大老の中で一番力がある前田に後々のことを頼みに行くことを提案。
ここでようやく前田利家が登場!と思いきや、すでに老い先短い状態。たしか秀吉が亡くなって翌年に利家も天に召されたんだったよな…。「儂の目の黒いうちは家康に勝手なことはさせん!」と病床から憤っていますがもうその力がないのは火を見るより明らか…。三成も利家を頼りにするのは諦めた様子でしたが、頼みに行っといてあのクールな言動はちょっと酷いんじゃね?って思っちゃったよ(苦笑)。
今後のことについて五奉行と老衆が集まり葬儀の件などを合議で決定。ここで大量に新キャラクターが登場。その中でなんだかとても疲れ果てた様子の景勝さんが気がかり(汗)。

三成の元で忙しくしている源次郎の元に久しぶりに三十郎が戻ってきました。「源次郎さまあるところ、三十郎ありです!」と少年のように目を輝かせている三十郎、変わってないね~。あまりの勢いに唾飛ばされた源次郎がさりげなく鼻の頭を拭うシーンも細かいけど可愛くて好き
三十郎の宴が和やかに真田屋敷で開かれ、一家団欒非常にほのぼのした空気に。こんなに温かく歓待してもらえるなんて、やっぱり愛されてるね~三十郎。そんな空気を少し微妙にしたのが何気なく母・薫がぼやいた「太閤様が亡くなったんだから早く上田に帰りたい」発言でした。その言葉にぎょっとする源三郎と源次郎。内々にしか秀吉の死は公表されていなかったのに、なぜ薫が知ることとなったのか急に心がざわつく二人。聞けば皆、誰かから伝え聞いていて全員知ってる状態。その間どうも様子がおかしい昌幸パパ…ひょっとして、その根源はあなたなのでは!?これ以上その話が広がる前に退散して一人庭で「帰りたい…」と呟いてる姿がなんか可愛らしかった昌幸パパなのでしたww。三十郎にまで「草臥れてる様子」と言われてしまったしね

昌幸パパが黄昏て軒で月を眺めている後ろで源次郎は源三郎の近況を尋ねる。まず気になってたのが、おこうと稲の問題ww。源三郎の女性問題など露知らぬ三十郎は好奇心丸出しで「どんなお話を!??」とツッコんでくるもののスルーwww。さらに、徳川屋敷に呼ばれていると話すと源次郎は鋭く何の件か尋ねる。本多正信が頻繁に宴を開いているようで源三郎もそれに呼ばれたらしい。不穏なものを感じて気になる源次郎でしたが、全く話が分からない三十郎は源次郎が何に気になっているのかが気になって仕方ないwww
さらに秀忠が江戸にもどったことも気になるという源三郎。そこにも首ツッコんでこようとする三十郎でしたがあえなく源次郎にたしなめられて蚊帳の外状態に。いや、三十郎、君の気持ちはよ~~~~っく分かるよ!!自分だけが何も知らされてないことほど嫌なものはないからね。ただね、タイミング悪かったんだよ

この兄弟の話を聞いていた昌幸は秀忠が江戸へ戻ったのは信長の二の舞を避けたからだと話します。やる気を失ってきているとはいえ、そういう世の中を読む眼光だけは衰えていない昌幸。織田が滅んだのは信長と同時期に嫡男も討たれてしまったからだった。その轍を踏まないために家康はわざと嫡男の秀忠を伏見から遠ざけたのではないかと。つまりそれは、家康が本格的に天下を狙ってきている兆候になるわけですな。
その言葉を裏付けるように、家康の周りがちょこちょこと小細工を始めている。阿茶は寧に取り入ろうと「これからは徳川が中心になって豊臣を守ろうと思ってるのに治部さまがどうしてもそこに加わりたいと駄々こねてる」みたいに吹聴。「殿下の葬儀が決まらないのも佐吉のせい」とか言ってるし・・・ひゃ~~~、こわい女ww。この時点では「徳川に守ってもらうなら安心」って考えの淀。いつ反旗を翻そうとするんだろう?
阿茶が寧に家康を引き合わせる段取りをつけたのか、堂々と対面。秀吉の葬儀が決まらないことに心を痛めている寧の心の隙にまんまと入り込んで「石田治部もなんでモタモタしてるのか…後で叱りつけておきまする」と畳み掛ける。こうして常に先手を打ってくる家康ですが、この展開はさすがに三成ちょっと気の毒かな
このことを知った三成は激怒してすぐに寧の元へ葬儀の件について事情を説明しに行きます。合議で葬儀は朝鮮からの引き上げが終わってからだと決まったのだと伝えますが、「何を信じてよいのやら…」と寧さんは混乱状態。最初に聞いた方の話に信ぴょう性を感じてしまうことって実際あるからね(苦笑)。
秀吉の葬儀が早く行われて欲しいと気に病む寧に対し淀は「別にしてもしなくてもいい」とつれない態度。彼女にとっては一粒種の秀頼の成長だけが生きがいの様子。しかし、秀吉の遺体の入った甕を前にすると何やら不安げな表情になる淀。源次郎の前では彼女も素直な感情が出るようです。

伏見の徳川屋敷では本多正信が主だった大名を集めて宴を催しています。ずらっと揃った錚々たる面々。こうして見ると筆頭は伊達政宗ですかね。一際でかい声で場を盛り上げてますwww。しかし、「殿下はすでに亡くなっているのでは?」と酒の席で探りを入れてくるあたり只者ではない。それをやんわりとかわす正信ではありましたが、さりげなく酒を注ぐついでに「伊達さまの姫君は今おいくつ?」と聞いている。これは政略結婚持ちかけだということだな。つまり、危険人物の伊達を徳川側に引き入れようって算段。
伊達さんの娘は五郎八(いろは)姫。家康の六男・松平忠輝に嫁ぐことになります。大河ドラマ『伊達政宗』では沢口靖子さんが演じていたのを懐かしく思い出してしまった。ちなみに忠輝は家康の息子でありながら身分の低い側室(茶阿)の子供だったために父親からはあまり愛されていなかったらしい…。
それにしても、ここで初登場の阿南さん演じる長宗我部盛親さん、豪胆で面白そうww。確かに土佐の魚のほうがおいしいかもだけど、あの思ったことを口にしちゃう性格が災いしないといいけどと少し心配

徳川屋敷のことを知った三成は自分も負けじと宴を開こうとするわけですが…集まった人数はそれに遠く及ばず閑古鳥状態。参加者は宇喜多、小早川、片桐、長束といった顔馴染みオンリー。既に家康の息がかかった大名たちは三成の宴に参加してこない。「ここにおるのは豊臣家に忠義を誓った真の侍たちだ!」と一人息巻く宇喜多さんですが…なんだかその言葉もむなしく響くばかり(苦笑)。あなたのその熱さが、逆に浮いておりますww。あの席の酒は…さぞかし苦かっただろうね~~。私もあんな穴だらけの宴の席だったら何食べたか分からないと思うよw。
と、そこへ顔馴染み者ではない細川忠興がやってくる。新しいメンバーに明るくなる長束さんと片桐さんでしたが、細川さんはどうも表情にやる気がない。ガラシャの旦那さんとして有名な細川さんですが、以前の戦国ドラマでもあまり覇気がないキャラだったような気がするなw。
ところが、せっかく来てくれた細川さんに挨拶することなく「後は任せた」と源次郎に後を託してさっさと部屋に戻ってしまう三成。よくないよ、その態度!!!この人はとことん人付き合いがダメなんだよなぁ。いくらメンバー少なくても、来てくれた人にはちゃんと礼を尽くさないと味方をなくすというのに…。まるで、こういう態度をしたら後々痛い目を見ますよと言わんばかりのシーンでした。案の定、細川さんは「行かなければよかった」とガラシャに愚痴をこぼす始末ww。

源三郎は三成の分が悪いことを感じ取っている様子。源次郎も家康と三成では格が違いすぎるということを悟っている。家康側に近い源三郎と、三成側に近い源次郎…。一番の良策は家康の補佐を三成がすることだと分かっているのに三成のプライドがそれを許さないことも知っている源次郎。たぶん家康もいずれは三成を排除にかかるであろうことを何となく察知している。
「これ以上、亀裂が大きくならねばよいがのう…」
兄弟二人で仲良く酒を酌み交わす時間を惜しむように呟いた源三郎のセリフが切ないです

朝鮮から加藤清正が無事に戻ってきた。秀吉の死を三成から聞かされ必死に悲しみをこらえてる姿が切ない。そんな清正にこれからは一緒に秀頼を盛り立てて豊臣を守っていこうと話す三成。言い方はなんとも皮肉交じりなんだけど(苦笑)清正のことはそれなりに評価してる様子。「ただの戦バカではない」というのは三成なりの賛辞なのかもしれない。それが分かるからこそ、清正も言いたいことを抑えて三成についていこうと決めたんじゃないかと思います…この時点では。
朝鮮から戻った兵士の慰労の飲みの席が開かれていますが、だれもが疲弊しきっていて言葉数が少ない。『軍師官兵衛』で朝鮮戦争のエピソードをいくつか見ましたが、かなり激しい厳しい戦だったからなぁ。生きて戻れただけで奇跡みたいな、そんな壮絶な戦場を彼らは潜り抜けてきたわけで…。でも、三成にはそんな彼らをねぎらおうという気持ちが足りず早々に自分の部屋に戻ろうとする。ほんっと、そういう態度も最悪だよ、三成~しかも、長束さんがわざわざ退出のことを皆に知らせると露骨に嫌な顔。黙って立ち去りたかったんだろうけど…あれは絶対心象悪い。命からがら戻ってきた人たち前にあの態度は酷いわ、ホント
すかさず清正は三成に食って掛かる。「もっと話そうではないか!」と三成を引き留めようとする清正に対し「十分話した」とつれない態度をとる三成。とことんかみ合わない二人の会話…。ついには「お前には情ってもんがないのかよ!!!」と無理やり三成を引き留めようとする清正ですが…、あれは、清正が三成を信じたい最後のたずなだったのかもしれない。本当は悪い奴じゃないってことを清正も知っている。しかしながら、苛酷な朝鮮出兵を体験したことで心が痛み、余裕がなくなってきたのかもしれません。その清正から目をそむけてしまう三成…ああいう態度はホント、敵を作るよ…。

その頃、着々と脇固めに入る家康。伊達の娘(五郎八)と息子の縁を結び、さらに福島の子供と家康の幼女の縁組も決まったらしい。やると決めたら行動が早い家康。まさに勝負師。秀吉の時代は勝手に縁組を勧めてはならないと定められていたため、このことを知った宇喜多はひどく激怒。源次郎は事の真相を確かめるために源三郎に家康と会えるようとりなしてもらうことに。
こに機会に、ついに源三郎は稲のほかにおこうとの間にも子供がいることを忠勝に告白。どんな仕打ちを受けるのかビビりまくってる源三郎でしたが、意外にも「稲を大事にしてくれればそれでよい」とニコニコ受け止めてくれる忠勝、めっちゃええお舅さんじゃないか~~~家康暗殺事件を事前に察知したのも心象よかったのかも。これでやっと肩の荷が下りたね、源三郎。いつまでもウジウジあのことで悩んでほしくなかったしよかったよ。

源三郎問題が片付いたところで源次郎は単刀直入に家康に合議を無視して婚姻を結ぶのは秀吉の遺言に反するのではないかと詰め寄ります。ところが、家康は秀吉の死が公に公表されないことを逆手に取り、
「遺言とは、それを残した者が死んだ後に初めて効力をもつもの。殿下はまだ亡くなってないし葬儀も挙げておらん」
とシレ~っと言い放つ。いやぁ、上手いねぇ、家康!そうくるかと唸ってしまった。二の句を告げられない源次郎に「まだ遺言に従う時ではないと思うんだけど、差し障りある?」とドヤ顔でニヤリw。こりゃ、一枚も二枚も上手だわ

さらには清正も家康との婚姻関係を結ぼうとしていることが発覚。家康に心の隙を突かれたんだろうなぁ…清正。こうしてどんどん三成から人が離れて行ってしまう。「あれは考えていた以上のバカだ」と三成は言ってますが、お前もかなりのバカだよ、ほんとに!評定の席で徳川を呼び出し追い詰めると自信満々の三成でしたが、そんな彼に「そのあと、どうする?」と疑問を投げかける吉継。老衆から外してやると息巻く三成でしたが、吉継は徳川無しでの政は成り立たないと思っている。源次郎にも同調されてはそれ以上何も言えない。それでも時を待っていては遅すぎると焦りばかりが募る三成に吉継も頷くしかない。「徳川との個人戦に持ち込むな」とだけ忠告するのがやっとでした。刑部は本当に治部想いだよねぇ…。
それでも三成が気がかりで仕方ない吉継は上杉にフォローを頼みに行ってほしいと源次郎に依頼。もはや筆を執るのも苦しそうな刑部殿が切なくて泣ける

そして、久しぶりにやっと上杉家が登場いたしましたっ!!
文を読んだ景勝は「話は分かった」と了承、「太閤殿下との誓いを破ろうとするものを儂は許さん!!」と頼もしい一言も。御屋形様、久しぶりに生気が戻ったか!?と思ったんですが…横に控える兼続を見て源次郎はふと不安な気持ちが過ってしまいます。御屋形様の「分かった」ほど危ういものはないということを源次郎は思い出しちゃったんではなかろうかww。もうだって、セコム兼続の表情が…「あ~、またこの人安請け合いしちゃってるよ」的な空気醸し出してるんですものwwww。村上さんの兼続、表情で色んな言葉を発するよね。本当に見ていて飽きない。

そして家康を呼び出す日。家康を追い詰めようと五奉行と老衆勢ぞろい。宇喜多さんはめっちゃ気合入ってるし、毛利さんも頼もしい言葉で盛り立てる。さらには上杉の御屋形様も「あとは我らに任せよ!」と自信をのぞかせます。が、この御屋形様の言葉こそが一番不安なんだよねぇ(苦笑)。兼続は「あ~~、ハラハラして仕方ない」って感じで妙な緊張感醸し出してるし、源次郎も何やら嫌な予感に襲われてる。
いよいよ家康を問い詰める時。太閤殿下の遺言に背いて勝手に婚姻結ぶとはどういう了見だ!?とトップバッターで気合の口火を切ったのが宇喜多さん。それに対し、家康は「掟のこと、忘れておったわ~。年は取りたくないですなぁ」とのらりくらりww。この態度に宇喜多さん、当然激怒w。そんな彼に「年寄りはもっといたわってほしいんですけど」みたいに半ギレ状態で攻撃態勢の家康。こりゃ宇喜多さんの叶う敵ではない。「古いことはよく覚えてんだけど、新しいことはとんと忘れちゃうんだよね~」みたいに話を逸らしにかかり悠然と構える家康に宇喜多さんのイライラも限界。それ以上付き合うことをやめてしまいました。今更三方ヶ原の話されてもねぇw。

家康を尋問しようと集まっているのに、なぜか家康に「この体たらくはなんとしたことか!!」と逆に攻撃されてしまう老衆と五奉行たち。あの状況の中でこう言い切れる度胸って…さすがだわ。あの迫力に毛利も前田もちんまりで情けなや。しかしここでどうにか流れを変えなければと心理的に非常に追い詰められてる老衆が一人いました。息子のように想っている源次郎から「フォロー」を頼まれていた上杉景勝さんです。
「…忘れたで済む話ではない…」と言葉を発した勇気は褒めたい所なのですが、いかんせん度胸が足りずに声が小さすぎるすごい睨み顔で「何か申されましたかな?上杉殿?」と家康に問われると、目を合わせられないながらももう一度

「…忘れたで済む話ではない……ような気がする」

と俯き加減でちっちゃな声で、精いっぱいの反論w。しかも断定的な感じじゃなくて「ような気がする」という逃げのフレーズつけちゃう有様で、もうこれだったら何も言わないほうがよかったんじゃないの!?って言いたくなるほどの情けなさ。家康に付け入る隙を与えまくってしまった御屋形様、その結果…

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「上杉殿…お声が小さい。耳に入って来ぬわ!!あぁん!!??

と一喝されてしまう始末
予告でこの家康の、某号泣元議員ばりのリアクションを見た時は三成に対してやってるものだと思ってたんですけど、まさか、御屋形様に向けたものだったとはね~~wwww。思わず吹いたw。あの消極的態度見たら、こういう態度取りたくなるのも分かるわ
しかしながら、内野さんのリアクションといいセリフといい、あれ、めっちゃ腹立つよね(最大の褒め言葉ですw)。あの態度見た御屋形様が

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「なんでもござらん!!!!」

と今度は大きな声で(でも屈辱の涙目w)反論するのも納得です。家康にビビリすぎてしまった結果、なんの助けにもならなかった御屋形様は思わず源次郎に「ごめん~~~~(涙)」の心境の表情を向けw、嫌な予感が的中してしまった源次郎はガックリ。そこから兼続に視線を移すと…

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「こうなるような予感がしたんだよ…。源次郎、許せ…」的な無念極まりない顔で御屋形様から目を背けてる兼続の姿がありました。兼続の気苦労が偲ばれます、ほんとに。なんていうか、もう、まるで保護者、みたいだよww。
村上さんの兼続出番は今回はセリフ無しのここまでだったんですけど、表情で語る芝居がすごく面白くて可愛くて萌えました(笑)。こういう役回りをさせたっていうのは、芝居的に信頼されてるからだろうなって思えてなんか嬉しかったです。まぁ、次回はセリフ欲しいって思いましたけどねw。

それにしても御屋形様よ…、上杉景勝の関係者から苦情が来てもおかしくないレベルの情けなさでしたなぁ(苦笑)。マンガ的大河として見たら面白いシーンだと思って楽しめるけど、個人的にはあそこまで弱いキャラで描くこともなかったんじゃないの!?って思ってしまう部分はあります。いくら国が大変で疲弊してるとはいえ、あんな情けない武将じゃなかったと思うんだけどねぇ。コワモテ顔のエンケンさんよりもイケメン顔の内野さんのほうが怖く見えてしまう不思議ってww。まぁ、こういうのが三谷作品の面白さなのかもしれないけど…もう少し別の描き方もあったんじゃないかと。あれじゃあ、兼続が強くなるしかないよねぇ。
あくまでも個人的意見なのであしからず。

そういえば、南魚沼のトークショーの時に村上さんが今後の見どころとして
「あの御屋形様が、いつ、徳川を討とうという気になったのか注目してほしい」
って言ってましたが、その最初のきっかけが今回だったんじゃないかなと思いました。あの、「耳に入って来ぬわ!」と侮辱された瞬間、めちゃめちゃ悔しそうな涙目で睨み返しましたからね。村上さんがちょっと笑いながら話してたんで、なんとなく面白系エピソードなのか?という不安がよぎった私ですが(苦笑)、決定的瞬間はその不安が的中することがないことを祈りたいです。そこにはあまりユーモアを入れてほしくないです、個人的に

このあまりにも頼りにならなすぎる老衆たちの態度に業を煮やしてしまった三成。吉継からの忠告も無視して敢然と家康に「物忘れなんてことまかり通らないよ!掟に背いたのはそっちだから!返答次第では合議で老衆から外すからな!!!」と猛反論。あの場で三成がこう叫んでしまったのは失策だったと思うけど、御屋形様には是非ともあのくらいの気概を見習っていただきたい(苦笑)。あの情けない面々見たら、こうも言いたくなるよなぁ。家康はたぶん、三成がこう来ること、読んでただろうね。よし来た!とばかりに余裕の反論。

「この家康、太閤殿下に直に老衆のお役目を仰せつかった。それを勝手に退けるとはまさにそれこそが御遺命に背くことになるのではないか?そなたこそ、この徳川内府を締め出そうという魂胆、あさましい。そこまでして政を独り占めしたいか?」

これは強烈なパンチだ~~~!!しかも、内野家康のセリフ回しがもう、説得力すごすぎというか・・・さすがですわ。家康の大きさがものすごく伝わってくるので、三成の小者感がここですごく際立ってました。あまりの言われように三成も反論しようとしますが、「控えよ!!!治部少輔!!!」とものすごい勢いで一蹴する家康。格が違いすぎます。あの現場見たら、ほかの老衆も五奉行もみんな縮んじゃって家康に着いた方が得策って考えてしまう人が出てもおかしくない。
そもそも、勝手に婚姻結びまくって挑発行為に出た家康が責めを負うべきところだったのに、それを見事に形勢逆転させてしまうとか…すごくないっすか!?その説得力を内野さんはあの芝居で見事に演じました。本当にさすがです

見事にやり込められてしまった三成は秀吉の甕の前で悲愴な決断をします。
「腹は決まった。徳川屋敷に夜討ちをかける…!家康の首を取る!!」
まぁ、こう来るよね、あそこまで言われては。源次郎はその決断をどう受け止めているのか、次回が気になります。が、個人的には次回の上杉主従にものすごく期待しています。ステラ読む限りでは、あれはここ最近の中では出番が多いと見たw!村上さんの兼続を堪能する絶好の機会かもしれません。楽しみです