残り5回となったところですが、サブタイトルは相変わらず攻めてますw。今回の元ネタはおそらく『悪魔のいけにえ』かと思われますね

悪魔のいけにえ [Blu-ray]
ジェネオン エンタテインメント (2009-04-24)
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パッケージからしておどろおどろしい。ですが、直虎本編の「魔王」も負けず劣らずおっそろしかったです

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岡崎には武田と内通していた武助への不始末ということで城下に住むことを禁じられる命が浜松から下されることになってしまいました。恩賞の一件から何かと報われない岡崎の衆たちの不満は募るばかりでしたが、信康はあえてそこを耐えて「更なる武功を立てて見返してやろう!」と鼓舞します。
嫡男なのにこんな仕打ちを受けて自暴自棄になってもおかしくない状況の中、本当によくできた子だと思うよ…信康。そのいじらしいまでも前向きに捕えようと必死に頑張る姿は応援したくなってしまう。

それから半年、ある戦場で父と再会した信康は「そろそろ岡崎の家臣たちを城下へ戻す許可を」と願い出ますが・・・「忠次が難色を示しているから」という理由で家康の答えはあいまいです。忠次の権限ってそんなに強くなってるの!?家康の判断一つで「そろそろいいよ」ってこの時に言えてたらよかったのにと思わずにはいられない。しかし信康はそんな父に対して「忠次は忠次の考えがあるから」とかばうような発言をする。どんだけデキる子なんだ、信康
そのうえで、「岡崎と浜松が仲違いしているように見えるのはよくないから」と訴えて再度検討してほしいと推す信康。聡明だわ、ホント…。家康も「考えておく」と前向きに捉えたようです。ここまでの親子関係は非常に良好…。

ところが、その後家康の側室に男子・長丸が誕生。のちの徳川秀忠です…。私たちは知っている…この時生まれた息子が家康の跡継ぎになることを…どんどん信康が追い込まれる展開へと舵を切っているのが分かってしまって辛い
そんな雰囲気をちょっと和らいでくれたのが万千代w。「早速よい傅役を立てなければ」という話にピーーーンと過剰反応www。於大の方が語る傅役の条件を聞いて勝手に自分と当てはめてしまうというね。もぅ~~、どこまでグイグイなんだよ、万千代。そんなテンションの中康政から呼び出されたものだから、すっかり傅役を頼まれると確信して返事もおかしな声色になってるwwww。わっかりやすいヤツだなぁ、ほんとに
「こんな大任を自分にまかせてもらうとは!!」と先走ってすっかり傅役気取りになってる万千代でしたが、それを見つめる康政の顔はひたすら冷淡。テンション上げ上げの万千代に対し「岡崎へ連絡に行って来い」と告げさっさと立ち去ろうとする康政。あまりにも予想に反した事態に万千代は激しく動揺して断ろうとしますが全く聞く耳を持ってもらえませんでした。まぁ、世の中そんなもんだよw。めげるな、万千代

ということで、結局貧乏くじを引かされたような形で万千代は渋々岡崎へ向かうことに。長丸誕生の知らせをしたところ、案の定苦い顔をされまくって雰囲気は最悪です(苦笑)。特に瀬名の表情は明らかに怒りの色が浮かんでいてさらに場の空気を重くしています。それをいち早く察した信康は「おかしな顔をされてますよ」と諭しますが、沸々と湧き起る苛立ちの感情は抑えることができない様子。瀬名さんの怒り顔は恐いんだけどなんだか凛としていて美しいよね
とりあえずは「岡崎は喜んでいたと伝えてほしい」という信康の言葉で場は収まったようですが、それが本心ではないことは明らか。万千代はそのことを家康に伝えると「弟ができたってことだけなんじゃけどなぁ」と相変わらず暢気な返答が。しかし、康政が「岡崎にとっては立場も悪くなってるところだから良い気分はしないのでは」と釘を刺したところ、「岡崎にも何か喜ぶことを考えた方がいいかも」という想いにようやくたどり着いたようです。

一方、信康に弟が誕生したことで焦りの心が芽生えた瀬名は、信康に側室を持つことを勧めます。しかし信康は信長の娘の徳姫を嫁にもらっている手前、織田への顔色を鑑みるとその話にたやすく乗る気にはなりません。しかし、「側室に子供ができても母は徳姫ということにしておけば問題はない」と食い下がる。もしも長丸が信康の跡取りになったら織田は面白く思わないはずだという母の言葉に信康の気持ちも揺れてしまった様子…。
こうして、信康は側室を持つことになったようです。これが後々彼を窮地に追い込むことになるとも知らずに…

さっそく瀬名は直虎の元に手紙を出し、誰か良い側室はいないか探してほしいという依頼をした様子。この話を聞いた方久は「これはカーーンでございましょう!!」と大興奮www。信康の側室を井伊から出したとなれば箔が付きそうですからね。しかし、「御家騒動の匂いのするところにはあまり関わり合いたくない」と直虎は乗り気ではない様子。それを聞いて方久は「もったいない」とガックリ。
しかしもっと落胆したのが南渓さんです「な~んか冷たい鬼婆になってしもうて」とスネモードw。相変わらず直虎を焚き付けまくってるな、この不良坊主は

一方、魔王・信長の元にも徳姫から書状が届いていました…
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読み上げていたのは、初登場の明智光秀さんでしたが…髪の毛真っ白!!!名前が出てくるまで気づかなかったよ。これは、なに?もしや、ストレス性???でもとりあえず、この時点では信長との関係は良好のように見えます…。

信康の側室の件について把握した信長は、それまで愛でていた文鳥(?)をため息交じりに鳥籠の中に戻します。なんかすごく嫌な予感…と思った次の瞬間…

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「徳は、夫想いじゃのぅ」

と言うが早いか、籠の中の小鳥を撃ち殺してしまいましたこ・・・・こわ!!!!この鳥って・・・おそらく、信康に見立ててるってことなんですよね!?自分の娘をないがしろにして側室持とうとする=織田を粗末に扱ったってことに繋がりますから・・・
その後、信長に派遣された光秀は信康の元を訪れます。信長の伝言とは…
「浜松に男子が誕生したことで岡崎の立場が危うくなっているようだから『従五位の下』の官位を授ける助けになりたい」
とのことでした・・・。その位は、家康と肩を並べるくらい高いもの。これ一見するとものすごい大出世で信康にとってはプラスになると思えてしまうのですが・・・もしもその官位を信長の仲介で受けたとなると、家康との関係が崩れるのは目に見えている。たぶん信長はそれを狙っていたんだと思うんだよなぁ。しかも岡崎がますます織田に取り込まれる事態となり浜松との関係もさらに悪化してしまいかねない。そのことを察した信康は「お志のみ、ありがたく頂戴するとお伝えください」ときっぱりとその申し出を断ります。これは当然の賢い選択です。
が・・・、相手は魔王・信長。しかも、以前にも信康は信長からの高価な茶碗を受け取ることも断ったことがある。1度ならず2度までも信長の意のままに動こうとしない信康…。このままスルーされるとはとても思えない。しかし、この件を家康には「先刻承知であろう」と伝えることはしなかった信康。あの時、一言でも家康にその件について相談していれば…

そんなことがあったとは露知らぬ家康は、岡崎との関係修復の策として、岡崎の衆の城下入りを許可したうえで信康と家康の本拠地を交換するという案を思いついていました。つまり、信康が浜松に入って家康が岡崎に戻るという事だね。信康が浜松に入れば織田の覚えも良くなるだろうという算段との事ですが…家康さん、事態は今そんな生易しいことにはなっていないのだよ
徳川があまりにも織田に気を遣いまくっている様子を目の当たりにしている万千代は、かつて井伊が今川にヘーコラしていた時代と重ねて苦々しく思っている様子

安土城の信長に築城祝いを兼ねて城主交代の件を報告しに行くことになり、その大役を忠次が受けることになりました。忠次がってところに、すでに一抹の不安が(苦笑)
それにしても、質素に見えながらも重厚感に満ちた内装でしたねぇ、安土城。しかもあのほの暗さが魔王・信長の恐怖感をさらにあおっていたような気がする。こんなところに派遣されちゃった忠次にちょっと同情したよw。
そして、西洋かぶれの格好をしたド派手衣装で魔王・信長登場。もう、出てきただけで身が縮みあがりそう海老蔵さんの存在感、ほんと凄いよねまずはいい感じにご挨拶って雰囲気でしたが…

「いつも弟のように思っておる、と言っているのに、なぜ余を欺くようなことをするかのぅ?」

と静かに忠次を脅しにかかってくる信長。岡崎の状況を把握していない忠次は寝耳に水で激しく動揺。目くばせされた光秀は忠次の前に徳姫からの書状を広げ「徳姫様に断りもなく、側室を設けて蔑にしているらしいじゃないか」と見せつける。さらにその書状には「信康は武田と内通している疑いあり」との旨も書かれてあるらしく・・・「まさかそのようなことは!!」と言うだけでいっぱいいっぱいの忠次。いや~~~もう、気の毒すぎて見ていられない。さらに忠次の受難は続く

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「もしや、浜松の指示で岡崎に内通させておるのか!??」

この静かなる恫喝に耐えられる人なんてこの世にいないんじゃないかってくらいのオーラで忠次に迫りくる信長。忠次は決死の想いでそのことを全否定しまくりますが、それごときで納得する御仁ではございません。ネチネチと痛いところを突きながら迫りくるその様は、まさに、悪魔のよう。もう死ぬ気で「浜松は織田に忠誠を誓っておりまする!!!」と決死の弁解を続けまくった忠次。私は初めて、忠次に心から同情したよ。彼の心の臓は果たして持つのだろうかと本気で心配になったくらい。と、そのとき、信長のネチネチ攻撃がいったん終息。納得したのか?と思ったら…

「では、これは、岡崎が、信康が、勝手にやっておることと、そう考えてよいのじゃな??よいのじゃな!???」


信長の狙いは、まさにここにあったというわけか。浜松を恫喝して、追い込んで、信康排除へと動かす…と。ほんっと、恐ろしいよ、織田信長という魔王はあんな迫られ方したら、「その通りです」としか言えないじゃないか。尋常じゃない恐怖心煽られたわけだし、正常な思考にならないよなぁ。
浜松に戻った忠次は針のむしろ状態。あそこで断ったら、徳川全体に謀反の疑いをかけられるのは必至。そんなに責めるならおまえがその場にいてみろ!って言いたくなるよなぁ、忠次。しかも、岡崎の状況を把握していなかったことも不運だったとしか言いようがない…。

しかし、信康を慕っていた家康は忠次を責めたてる。これまでの忠次の岡崎に対する冷たい態度を見ていれば「この機に乗じて信康を廃することを画策したのでは!?」と疑いの目で見られても仕方ない部分はあるんだけど・・・、今回のことはちょっとそれとは違うわけで。家康さん、あの心臓踏みつぶされそうな状況見てほしかったよって思っちゃうあなたはあの場で巧く反論できましたか?と
家康と忠次の関係が一気に険悪ムードになり一触即発のような空気になった時、康政は「まず本当かどうか調べるのが先決」とその場を収めました。こういう時、康政の機転が頼りになります。

康政は岡崎城へ行き、信康が浜松へ行くことが決まったことを告げに行きます。瀬名は素直に喜びますが「側室も一緒に連れて行ってもいいか」と聞いてしまったことで康政の顔色が変わる。その側室の出を聞けば…そこは旧武田家臣の家だったという…。信康も、数正も、その家のことについて何も気にしていない様子。さらに、「この折にありがたい話だ」と口も滑らかな数正の言葉に鋭く反応する康政…。「この折」とは、織田から従五位の下の申し出があったのを断ったことでした。聴きたくなかったことが次から次へと耳に入ってきてしまう残酷さよ…
浜松に戻った康政の話を聞いた家康たちの表情は暗い…。織田が岡崎を取りこめないことへの報復として言いがかりをつけてきたことは明らかです。しかし、今の徳川には織田に対抗するだけの力がまだ備わっていない。重苦しい空気が流れる中、一人、たった一つの打開策を口にしたのが・・・忠次です。みんなの頭に浮かんではいたものの、誰もそれを口にしようとしなかったことを声に出した忠次。それは・・・

「もはや、信康さまのお首を差し出すほかはないのでは・・・」

この言葉に激怒した家康は「誰のせいでこうなった!!」と激しく忠次をなじりますが、「自分の落ち度故にあえて皆が言いにくいことを申し上げておりまする!!」と必死に食い下がる。忠勝も一緒に頭を下げたところを見ると、おそらく同じ考えだったと思われます…。徳川のために、忠次は泥をかぶったんだよなぁ…。
でも、家康からしたら、愛する嫡男・信康の首を差し出すなんてことは到底受け入れられるものではない。「そなたはもう、織田に馳せ参じよ」と捨て台詞を残し、自室へ籠ってしまう。その一部始終を目撃してしまった万千代は、果たして何を思うのだろうか。家を守るために非情な手段を取らなければいけないかもしれないというこの状況を見て、自分の思い描いていた武士としての理想とのギャップに衝撃を受けていたのではないだろうか。

碁盤と一人向き合い、何とか息子を救う打開策を見つけようともがき苦しむ家康。そこへ、母親の於大の方がやってきて「信康をお斬りなされ」と衝撃的な一言を放つ。長丸が生まれたことだし信康がいなくなっても徳川は安泰だと、無慈悲なことを言ってくる母親に「人の子の母とは思えぬお言葉!」と家康は激しく反発。しかし、於大は「人の子の母だから言うております」と毅然と言い放つ。

「武家とは、お家を守るためには、親兄弟、そして子の命さえ人柱として立たねばいけない時がある。その中で生かされてきた。そなただけが逃れたいというは、それは通りませぬ!!それは、通らぬのです!!!」


この言葉は本当にぐさりと刺さったなぁ…。戦国の厳しい世界を目の当たりにしてきた於大の方。家を守るために血縁さえも犠牲にしなければならないことがあることを身をもって体験してきた故に、その言葉はあまりにも重い(於大の方の兄も信長の陰謀で家康に処断されているらしい)
家康が息子を愛していることを重々承知したうえで、あえて戦国の厳しさの中に身を置いていることを知らしめた於大の方。そんな母の想いを、家康はおそらく痛いほど理解しているはずです。覚悟を決めた家康は、涙をこらえつつ…、ついに、信康を斬る決断をしました…。これまでとてもいい関係を築いていた親子のシーンをたくさん見てきただけに、家康のこの断腸の思いからの決断はあまりにも辛く哀しいものでした。戦国の時代とは、なんと残酷な世界だったのだろう…。

家康が非情の決断を下したことなど露知らぬ岡崎は、さっそく浜松への引っ越し準備に取り掛かっていました。そんな時に、直虎は岡崎を訪れて約15年ぶりに瀬名との再会を果たします。
還俗したのに尼姿でやってきたことを不思議に思った瀬名に「これをかぶっていた方が何かと都合がよいのじゃ」と笑う直虎。それを聞いた数正が「ずいぶん罰当たりなことを言ってる気がするけど大丈夫なんですか?」と思わず南渓に聞いてしまうのが可愛かった
この後家康がやって来て、久しぶりに会えると笑顔を見せている瀬名。でも、その笑顔が長くは続かないであろうことを見ているこちら側は知っているわけで…なんだか辛い。そんな瀬名に、側室を出せなかったお詫びとして子宝祈願の千手観音像を進呈する南渓。大喜びの瀬名はさっそく信康と徳姫も一緒に子宝祈願をと二人を数正に呼びに行かせます。家康が来てからの方がいいかも、と思い直したその時、庭の方が何やら物々しい雰囲気に…。

音のする方へ駆けつけてみると、信康が康政に捕らわれているではありませんか。何が何やらワケがわからない瀬名達。しばらくして家康と万千代・万福もその場へやってくる。家康には全く表情がない…。おそらく、そうでもしなければあの場がに居合わせることが耐えきれなかったんだろうな
信康は武田と内通した罪で幽閉後に死罪となる旨が康政から告げられる。身に覚えのないことに数正は猛反発しますが、康政は「武田の元家臣の娘を側室にしたと聞いているが」と容赦ない。それに対し瀬名は「その者達はすでに徳川に下った者たち、それが罪だと言うならば選んだ自分を罰してほしい」と必死に訴える。しかし、家康は何一つ表情を動かさず妻や息子の方に視線を向けようともしない。見たら、気持ちが揺れるのわかってたからではないか…。視線を向けることなく「奥は乱心しおった。下がらせろ」とまるでロボットのように冷たい言葉で瀬名をその場から引き離す…。
処断する側も、処断される側も…どちらも本当に見るのが辛い…。誰も望んでいないから、こんな事態…。

呆然とする信康を見た傅役の平岩新吉は、何とか自分の首で勘弁してほしいと必死に願い出る。それに呼応するように、岡崎の家臣たちも次々にそれに倣おうとする。信康が、いかに岡崎の衆から愛されていた名君だったかというのがよく分かる場面でした…。それだけに、この状況はあまりにも惨い
そんな家臣たちの様子を目の当たりにした信康は、涙をこぼし…その想いを受け止めたうえで静まるようにと一喝します。この時の信康の涙があまりにも尊くて…見ているこちらも思わず落涙

「私は内通などしておらぬ!これは何かの間違いだ。しばしすれば、疑いはきっと晴れる。殿が晴らしてくださるはずだ」

信康が立ち上がったことで、家康の視線に頼もしい息子の背中がいやがうえにも飛び込んでくる。必死に無実を訴え、疑いを父親が晴らしてくれるとまっすぐに信じている息子の背中を見た家康の表情に、この時初めて感情が浮かんでくる。愛する息子の想いを裏切らなければいけないことへの激しい罪悪感が襲っていたに違いありません…

血気に逸っては、真の敵の思う壺だ!と家臣たちを説得する信康。賢い彼は、今回の一連の出来事が信長の謀であることに気付いていました…。その言葉に思わず目を伏せてしまう家康…。信長に逆らえない自分の不甲斐なさを痛感していたのではあるまいか…。

「俺は必ず戻ってくる!!その日まで皆・・・待っていてくれ・・・!」


振り返った息子の目は涙で真っ赤に染まっていました…。それでも毅然と父に頭を下げ、岡崎の家来たちの泣き叫ぶ声を背におとなしく連行に従う信康…。もしかしたら信康はこの時、自分の命は助かる見込みがないことを悟っていたのかもしれない…。そう思うと切なくて苦しくて…

平和で穏やかなシーンの直後にこういったシビアな展開を持ってくるとは、本当に森下さんの脚本は容赦がない。戦国の世の厳しい世界をまざまざと知らしめるような、リアルで心に迫る展開は本当にさすがだなぁと思わずうなってしまいました。
あともう一つ秀逸だなと思うのが、主人公の直虎を無理に表舞台に絡ませて来ないこと。主人公なのにめっきり出番が減ってしまった感は否めませんが、今回は瀬名に会いに来て巻き込まれたという形に収めているのですごくそれが自然に受け入れられる。重大事件の傍観者という形で関わりを持たせたところも上手いなぁと思いました。

後日、徳川の使いとして常慶が氏真の元を訪ねていました。ある扇子を「密書」と言って差し出す常慶。それを聞いてピーンときた氏真は炎にそれをかざして文字を浮かび上がらせる。いやぁ、密書の内容があぶり出しだって、氏真坊ちゃまよくお気づきになりましたなぁ!
そこには、「徳川に力をお貸しください」と家康からの切実な願いが記されてました。氏真は家康には恩義もあるし、瀬名は今川一門の父を持つため信康には今川の血が流れている。一族のピンチに「力添えしない理由がない!!」と本気モードに突入した様子。おお~~!!カッコいいぞ、氏真!!ただのお坊ちゃまって顔じゃないよ、あれは。頼む、何とか、信康や瀬名を助けてあげて!!!

歴史の流れから、それは無理な注文だという事は見えているんだけど…でもそう願わずにはいられないラストでした。果たして氏真はどのような行動に出るのか。
以前、ブログで海老蔵さんと松也くんが同時に「一緒に収録参加で来た」と喜びのツーショット写真を投稿していましたが、おそらく次回がその回なんだろうな。辛そうな展開ではありますが、諸々楽しみです。


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