今回のサブタイトルの元ネタは一目瞭然、あの、超有名少女マンガ『ベルサイユのばら』ですねw。

ベルサイユのばら Blu-ray BOX
バンダイビジュアル (2014-09-24)
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マンガのみならず、アニメや宝塚の舞台化でも多大な人気を誇る池田理代子先生の代表作です。私も漫画・アニメ共に見てましたw。果たしてこれがどう今回のタイトルに影響しているのか?見る前から気になっていました。

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猪突猛進の勢いで小姓に出世し、とうとう初陣も許されることになった万千代と万福。鎧姿もカッコいいです。が・・・いざ戦陣について準備が済むなり忠次たちにあっけなく「色小姓に傷がついたら大変だから」という体のいい理由で部屋に戻されてしまいました。万千代だけでなく、万福も色小姓認定になってたのね。自分たちも軍議の席に加えられると思ってワクワクしていただけにテンションがた落ち状態となってしまう二人w。
このままだとずっと「色小姓」扱いされて終わってしまうかもしれないという危機感を抱いた万千代は、戦から戻ったら元服を願い出なければと焦りだした模様。そんな想いにさらに拍車をかけたのが、信康の小姓だった武助が元服している姿を見てしまったこと。自分より先に出世した彼に明らかに対抗意識燃やしたよね、あの時ww。

万千代は信康に「元服させてほしいと口添えしてほしい」と頼みますが、「父上はおぬしらを戦には出したくないのかもしれんがのう」とニヤリ。でもこれは嫌味ではなくて、万千代たちには戦の働きとは違うことで功を上げてほしいと思っているのでは…という信康なりの推測。さすが嫡男の信康は父親の考えがよく読めている。
しかし、まだ若く勢いに逸る万千代にはその真意は全く伝わってはいないようでした。

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ちなみにこの武助くん。すっきりしたイケメン顔で凛々しくかなりカッコいい!誰だろうと思ったら…福山翔大くんじゃないか!!!福山君といえば、以前舞台『銀河英雄伝説』でキルヒアイスを演じてた彼ですよ。間宮くんのラインハルトといいコンビだった。あの時は可愛い少年みたいな感じだったのに、こんな精悍な男子に成長して…なんだか感無量だったわ~

信康に所望された薬を渡した後、万千代は薬入れの紐を固く結び厳重管理。そういえば家康の薬係の役目もゲットしてたんだったね。
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後にこの結びが大きな転機になるとは、この時の万千代は知る由もありませんでした。
その夜、緊張感を持って家康の寝所を寝ずに守る万千代でしたが、彼に振り回されっぱなしの万福は疲労がたまったのかすっかり寝落ちしてしまいます。うん、その疲れ…分かる気がするよw。ほんといつもフォローしてくれてるからね~無鉄砲な万千代坊ちゃんのことww。
そんな万福を見た万千代、槍の柄で容赦なく万福を突き攻撃www出世欲は万福よりも何倍もあるがゆえに相棒のちょっとの気の緩みも見逃せない(笑)。がんばれ、万福!!

と、その時、万千代は不穏な空気を察知します。彼の野生の勘ってすごいよなぁ。しかし様子を見に行くものの人影は見当たらず、家康に事情を話すも「気のせいだろう」と流されてしまう。それでも万千代の心の中から不安は消えていないようでした。
家康たちは難攻不落の田中城攻略するべく作業に出かけようとしていたところ。万千代たちも当然それに従えるものだと思っていましたが、またもや留め置かれてしまうことに。なおも食い下がる万千代でしたが「怪しい者とやらを捕まえておいてくれ」と家康に言われてしまいぐうの音も出ず(苦笑)。律儀に報告したことが逆に自分の首を絞める結果になろうとはねぇ、万千代そんな彼を見て見下したような笑いを浮かべる忠次、相変わらず憎ったらしいわ~www。忠勝のまなざしはどこかお兄ちゃん的で温かいけどね。

またしても出世のきっかけを絶たれてしまった万千代のイライラ度はかなり危険水域まで上がってきている様子w。まぁ、他の小姓は新しい役目をもらっているようだし…小姓になってからすでに4年経過してしまったのならば焦る気持ちは分からないでもないかな
そんな万千代のイラつきっぷりにすっかり慣れっこになってしまったらしい万福は「また始まったよ」的な感じでwwwごろんと横になってしまうほどの余裕を持ち合わせていたwww。この場面の万福、可愛かった~~~

それでも何かをせずにはいられない万千代。出払った陣中を見廻り、怪しいものがないかくまなくチェックし不審者対策の罠まで作成。こういう自ら動く行動力は本当に見習いたいほどすごいと思う。たとえ出世欲が誰よりも強いとはいえ、なかなかこうも自ら行動を起こせる人はいない。
全ての対策を行った後、さすがに疲れたのか横になる万千代。そんな彼の目に飛び込んできたのは…
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自分のものとは違う結び方をしてあった薬箱の紐でした。

その夜、家康たちが戻ってきても寝所で死んだように眠りつづけていた万千代。いくら万福と家康が起こしても起きるそぶりを見せない。薬湯が欲しかった家康は困り果て、他に作れるものを探してくるよう万福に頼みます。そしてやってきたのが、信康付きの武助でした。彼は煎じることできるって言ってたからね。
そしていざ薬を家康の前に差し出した時、突然寝ていたはずの万千代がその腕を掴む。「まず毒見を」と武助に迫る万千代に武助はたまらず薬湯を投げつけます。つまり、あの薬箱に毒を仕込んでいたのが武助だったという事になりますね。結び目が違うことに気付いた万千代は、誰かがそこにヤバイ物を入れたのだとあの時ピーーンときて罠を仕掛けたと。以前気配を感じた者とは、武助だったわけか…。
企みがバレた武助はそのまま家康に斬りかかりますが、万千代は身を挺してその刃から守る。肩に切傷を負いながらも、あらかじめふとんに用意してあった槍で応戦し、見事捕えることに成功しました。これきっと、万福との連係プレーだよね。
それにしても家康は相変わらずビビリだったなww。万千代いなかったら明らかにやられてたよ

詮議の結果、武助は武田に通じていたものではないかという事が浮上したらしい。彼は、信康のお付きだったはず…。なんだか不穏なことが起きそうな予感

その頃、井伊谷にも万千代と万福が無事に初陣から帰還した報告が届いていました。万千代の初陣を気にかけ心配していた直虎はホッと胸をなでおろしますが、それと同時に母の祐椿尼が倒れてしまう。どうやら心臓を病んでいたようですが、そのことに気付けなかった直虎は「何の孝行をすることもできなかった」と肩を落としてしまいます。
また、直虎が悔やんでいるのが母に孫を抱かせることができなかったこと。龍雲丸との子供をと迫っていたことありましたからねぇ。あのときは直虎を自由にさせたい母心がそう言わせていた感じではありましたが、その中に母の本音も交じっていたであろうことは直虎自身も気づいていて、ずっとそのことで申し訳ない想いを抱き続けていたようです

同じころ、万千代は家康を不審者から守った功績が認められ、褒美として1万石が与えられていました。褒美を期待していたことはしていたでしょうが、あまりにも予想外の石高を与えられたことでビビりすぎて惚けてしまう万千代www。戦場に連れてってもらえなかったのに、突然1万石の破格の褒美が与えられたんだから、その落差には気持ちついていけないっていうの分かる気がするよ。万福に話しかけられて思わず直虎の口癖「うむ」と言ってしまうのが可愛かったwww。
ところが、万千代が1万石を与えられたことで他の家臣たちは嫉妬心からあらぬ噂を立てまくる。その内容が、万千代が「色小姓」ということで通っていたが故にかな~~りえげつない。NHKでその会話大丈夫!?と思ってしまうようなネタ話wwが耳に入り、1万石の衝撃から一気に現実へと引き戻されてしまう万千代、哀れ(苦笑)

屈辱感でいっぱいの万千代はますます元服への執念を燃やし始める。怒りでもはや周りが見えない状態になってる万千代に、冷静な万福は「井伊家の当主になるためには、おとわさまに家督を譲ると言ってもらわなければいけないのでは?」と投げかける。うん、確かにそうだねww。それを聞いた万千代。

「ここであのいじわるババァに手綱を握られるとはっ!!!井伊万千代、一生の不覚っっ!!!」

酷い言いようだな、万千代www。もはや怒りがMAXに達しすぎて分別も難しくなっている様子w。
しかし万福は「薬を送ってきてもらっていることは、おとわ様も承知のことでは?」と冷静に意見しますが、「薬だけよこして家督は譲らないって腹だろう」と聞く耳を持たない。いやはや、とんでもない荒くれお坊ちゃんだわ、こりゃ。万福もお手上げ状態だね。

万千代が怒り狂っていることなど知る由もない井伊谷では、体調が少し回復した祐椿尼の元に多くの人が集まっていました。直虎が母のために色んな人に声をかけていたようです。
方久夫妻は祐椿尼のために「長春」というバラを贈ります。
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将来的にあでやかな花が咲くと聞いて嬉しそうに笑う母を見て少しホッとする直虎。
しのも見舞いにやってきましたが、直虎はこの時初めて万千代が1万石をもらったことを知ります。てっきりもう伝わっていると思っていたしのは少し驚いた様子。何の事情も知らなかったことにショックを受けている直虎を見た祐椿尼は、南渓に万千代への手紙を託します。

数日後、万千代は万福と共に井伊谷へやってくる。直接祖母である祐椿尼から会いたいと書かれては、来ないわけにいかなかったからね。直虎と目を合わせてもニコリとしない万千代、可愛くないねぇ
直虎がその場にやってきたことで、祐椿尼や万福たちは何かしら理由をつけてその場を離れます。おそらく祐椿尼は直虎と万千代をサシでじっくり話し合わせるためにこれを仕組んだのだと思います。そんな母の思惑を察知した直虎と万千代は久しぶりに対面し、お互いの胸の内をぶつけ合うことに…。

1万石を拝領しそのあとはどうするつもりかと尋ねられた万千代は「それは殿に戻りたいという事か?」と嫌味をかましてくる。可愛げがないのぅ~~ほんとに。それに対してシレっと「私はこのまま井伊谷の民として暮らしていくつもりじゃ」と笑顔を向ける余裕のある直虎。だったら話はこれまでとそっけなく場を後にしようとした万千代に、「井伊谷を安堵するよう頼むつもりはないよね?」とクギを刺します。近藤殿ともうまくやって行けるよう苦労して関係を築いた「今」があるだけに、直虎としては万千代にその均衡を崩すような真似をしてほしくない。
この言葉が万千代の苛立ちに火をつけてしまいます。

「井伊のものであったものを、井伊が取り戻して何が悪い!!??」


これはずーーーっと万千代が心の中で鬱々として想い続けてきたことだからね…。おそらく、井伊家が無くなると聞かされた幼いあの日からずっと…。直虎もきっとその想いは察していると思います。この万千代の言葉に対し、「もしもここが井伊の領地となったとしたら、ここで何かしたいことがあるのか?」と問い詰める。言葉を詰まらせてしまった万千代に、「なにもないなら、領地を取り戻してすごいと言われたいだけなのではないか?」とさらに詰め寄る直虎。このあたり、彼女も負けてない
しかし万千代は「それの何が悪い!?」と開き直りww。

「武家とは力を尽くして戦い、力の証として土地を収めていく」


と対抗。若い万千代は未だに戦場に出て戦ったことがないため、武士としての理想に生きている感じです。しかし、直虎は領地を巡っての戦でここまで数多くの哀しい別れを経験しています。現実を見てきた彼女にとって、万千代の理想に満ちた言葉は聞き捨てがならない。

「そうして同じように力を示そうとするものに土地を奪われるわけか!くだらぬ!!」

土地を巡って多くの大切な人の命が失われていくのを目の当たりにした直虎にとって、万千代の論理はくだらないの一言に尽きる。しかし、若さで周りが見えていない万千代はそんな直虎の言葉が全く受け入れられず、「そのくだらぬことすらできなかったのは、どこのどなたじゃ!!!」と怒鳴りつける。彼の目には、直虎がただの逃げた負け犬にしか映ってないんだよね…。

「負け犬がたわごとを申すな!!!!」


これ、万千代!!!その口のきき方はなんじゃ!!と叱り飛ばしてやりたいところだけど、でも、彼には彼なりの絶対的な正義があって…井伊の家が直虎によって終わりにされたことがトラウマにもなっているからねぇ。一概に万千代が悪いとも言い切れないものはあります。それに、「なんでわかってくれないんだ」というもどかしい想いも見え隠れしてたし…それは直虎も同じで。この二人の噛みあわない感じがすごく切なく見えてしまいました

「さような考えなら、家督は決して譲らぬぞ」


「ならば力づくで引きはがすまで」

いやぁ~・・・実にスリリングな関係になっちゃったなぁ。直虎関連の歴史番組見たときはすごく二人はいい関係、見たいなものばかりだっただけに・・・まさかドラマではこんな険悪な状況になってしまうとは思いもしませんでしたよ。森下脚本、ほんと攻めてるよなぁ。

万千代との話し合いは物別れに終わってしまいましたが、直虎は母親に心配をかけまいとその内容までは話しませんでした。が、おそらく祐椿尼は内容よりも二人が面と向かって言いたいことを言えたというそれだけで安堵出来たんだと思います。万千代と会わせてるよう手配してくれた母に素直に礼を言う直虎。その言葉に「やっと役に立てた」と涙を浮かべる母…。
娘であるのに幼い時に出家させた挙句男の代わりに家督を継がせ辛い想いばかせたことを詫びる祐椿尼でしたが、直虎は「この身が不幸だと思ったことは一度もない」と言い切ります。全ては自分の選んだ道だし、他の娘とは違う人生を歩んだことで様々なことを学べたことを感謝していると語ります。辛い想いも確かにたくさんしたけど、それ以上に直虎は他の女性には味わえない実りある経験ができたことに満足していたんですよね。ここまで自分は、母親の愛情を独り占めすることができた。

「母上、私を一人娘に産んでくださって、この人生をお与えくださり、かたじけのう存じます」


そう笑顔で感謝を述べる直虎を見た祐椿尼は、優しく娘の頬に触れながら

「ず~っと、案じていたいですね。ず~っと、ずっと・・・そなたの身を」


そう笑顔で語りかける。こみ上げる想いを抑えながら、直虎は「お願いします」と笑みを返す。
もう、この場面は涙なしには見られませんでした祐椿尼の直虎に対する無償の愛と母心、その想いを受け止めて身をゆだねる娘の姿があまりにも優しくて温かくて…涙涙でした

その夜、祐椿尼は静かにこの世を去ります。井伊家の愛する人々それぞれに手紙を残したところが祐椿尼らしいなと…。泣き崩れる六左の背中をさする之の字の絵がなんだかほのぼのしていて泣けました。
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庭には、祐椿尼が咲くのを心待ちにしていた長春の花がいくつか開いていて…その花を優しい笑顔で見つめながら手を合わせる傑山の姿にまた涙腺が決壊してしまった

井伊谷のばら

それは、祐椿尼の優しさの象徴のように美しい姿で咲いていました・・・。笑えるサブタイトルだと思ってたけど、このシーン見たらもう、泣けて仕方ないよなぁ・・・。

直虎への手紙には「影ながら虎松を支えてやってほしい」と書かれてありました。南渓は「なにもこのまま助けてやらないつもりか」と問いかけますが、直虎は諦めたように「手助けなど必要としていないようですよ」と悲しく答える。しかし、南渓は万千代がまだ若く知らないことだらけであると語る。いつかきっと、直虎の出番が必要な時が来る…そう言いたげでしたね。

井伊谷から戻った万千代は万福と共に家臣団の末席に加わることを許されます。しかし、色小姓という色眼鏡で見られているため、その席でもえげつない噂話が飛び交ってしまう。その言葉を聞いた万千代は思い切って片肌を脱ぎ、家康を守るために受けた名誉の肩傷を見せつける。その仕草はまるで、遠山の金さんの「この桜吹雪が目に入らねぇか!!」状態ww。この一連の動きが、菅田くん、実に美しくて惚れ惚れしました
万千代の刀傷を見せつけられた面々はさすがに驚いて口をつぐむ。あの負けん気の強さはさすがとしか言いようがないね。忠次はそれを面白くなさそうな顔で見てましたが、忠勝は「こいつ、見どころあるじゃねぇか」的な目線を送ってました。康政は「この席であんな行動するなんて非常識だ」的なむっつり顔w。これから関わっていくであろう面々の反応がそれぞれ違うのも面白いです。

しかし、同じころ…岡崎は不穏な空気に包まれていました。信康のお付きだった武助が武田の間者認定されたことで、武助は無残な方法で殺され、その一族郎党も殺すようにとの命が浜松から下っていました。数正からその報告を受けた信康は力なく「当然であろう…」と答える。この出来事が、後々信康を破滅へと導いてしまうことに…。おそらく、数正の心にも大きな傷を残すことになるような気がします…。
そして瀬名にも暗雲は容赦なく押し寄せる。つけようとしていた紅がもう残っていなかったことが不吉な未来を予兆しているようでなりません

次週、ついに、徳川家最大の悲劇の事件が起こるようです…。辛い回になりそう


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