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2回分感想お休みしましたが、まだ見捨ててません(笑)。というか、京都編よりも少し回復傾向かなぁと思って見てます。啄子のイケズが思っていたよりもキツくないのと、てんが纏め髪になったことも大きいかなぁ。彼女は伸ばしているより短いほうが可愛いと思う

楓との商売対決は勝利したものの、啄子のてんに対する仕打ちは相変わらずそっけない。あくまでも藤吉郎の嫁候補は楓がピッタリと思っているからか、てんには米俵を運ばせたり大量のお得意さんに付け届けを押し付けたりして、自分たちはアメリカ帰りの知り合いと食事へ向かってしまう。
でもこれって、船場の米問屋の嫁になるための修行としてはてんに有利に動いてるのでは?楓さんは商家の嫁としてのノウハウはあるようですが、それらしい修行させずに食事に同行させてますからね。啄子さんは無意識のうちにてんに北村屋の嫁として見込みありと認めてるのかもしれないなと思いました。イケズのようで実はかなりてんの為になることやらせてるしね

二人が出かけた直後、力仕事してたてんと助っ人でやってきたトキの前に、風太がタイミングよく登場(笑)。予想外のてんの姿に唖然として「さっきいたのは、藤吉の母と許嫁」だと聞いて一瞬「へぇ」と納得しかかってたのには笑ったww。直後に我に返ってビビるところに関西のノリを感じたわ
でも個人的には、最近のてんの行動はちょっと見直してるところがあるんですよね。啄子さんからのイケズを自分なりに前向きにとらえて笑顔でこなしていく姿はけっこう好感度高いです。

しかし、泣く泣くてんを諦めざるを得なかった風太からすれば…現在のてんの姿はまさに由々しき事態。洗濯する姿を見て気が気じゃなくなる気持ちはよく分かる。しかも、食事から返ってきた啄子さんと楓に鉢合わせして冷た~~い眼差しまで直撃してしまいましたからね。迫力に押されて何も言葉が出なかったところが情けなくも可愛かったけどww。
さらに風太を驚愕させたのが、てんが寝起きしている女中部屋。京都のお嬢様だったてんが女中部屋で共同生活させられてるなんて知ったら、そりゃショック大きいわ。増してやまだ片想い真っ盛りだしねw。京都へ帰ろうと迫るのも無理はない。しかし、てんは改めて家を出てきた覚悟を語り帰る気はさらさらないと告げる。風太にとってさらなる不幸は

「うちがいいひんと、藤吉さん、一人ぼっちえ」

と藤吉愛がゆるぎないものであることを思い知らされてしまったこと北村屋は笑顔がない家だという藤吉のためにも笑顔あふれる家にしたい、てんにはそんな野望もあるよう。あくまでも彼女の話の中心は藤吉愛で溢れていて、風太はそれ以上何も言えなくなってしまいました…。つくづく哀れな奴だよ、ほんとに
ガックリとしながら戻ってみれば、トキから「なんとか説得できないのか」とせっつかれる始末で踏んだり蹴ったり。でもトキとしてもお嬢様だったてんの今の受けている仕打ちは見ていて忍びないっていうのも分かるな。ここは風太頼みになっちゃうよね。対策練るためにもうしばらく船場で時を稼ぐことになりました。

一方で、てんは藤吉の姉が何やら怪しい動きをしている現場を目撃。探し物をしていたとか言い繕っていたけど、あれは物色していた動きだったぞ。この姉はかなりのトラブルメーカーだと見た!言動も行動も怪しすぎるっちゅうねん。結婚してるらしいけど、よく離縁されないなと思ってしまうよ、ホント(苦笑)。いつ放り出されてもおかしくなさそうって思っちゃうw。
ただ、てんに啄子の過去を話したのはドラマ的によかったかも。啄子さんは苦労を重ねながら米問屋の御寮さんとして必死に切り盛りしてきたんですね。この話が耳に入ることで、てんの啄子に対するイメージも少し上がったかも。

そしてもう一人のトラブルメーカーが弟の藤吉郎、てんのダンナになるはずの人。前回張り切って米を買い付けに行ったら数間違えて大変な事態になってたのを見ているので、今回のキタへの買い出しも上手いこといくとは思えないんだよなぁ、どうしても(苦笑)。桃李くんは爽やかでカッコいいだけに藤吉と言うキャラの駄目ボンっぷりが…ものすごくモヤっとする
そんな帰ってきたばかりの藤吉の前に、京都へ戻らず対策練って待ち構えていた風太が立ちはだかる。

「惚れた女を守れんと…おまえただのボンクラや!!」


怒りにまかせて北村屋の人々が見つめる前で思い切り藤吉を殴りつけてしまう風太。暴力はよくないけど、藤吉がボンクラなのは見てるこっちもすごーーく感じていたことなので、ここはやはり風太の肩を持ちたくなってしまう。
そこへ啄子がやって来て殴られた息子を見て「この子にだっていいところは仰山ある」と藤吉の性格の良さを風太に猛アピール。しかしこの場面、啄子さんは「この子にだって」と言っているんですよね…w。つまり、商才がないってことも男として不甲斐ないってことも暗に認めちゃってることになるわけで。そんな息子だから、なおさらしっかりした嫁に来てもらいたいという親心はすごくよく理解できるかも。

藤吉も殴られっぱなしではない。ここは「男」の顔になって風太に言い放ちます。

「おてんちゃんは、命に代えても幸せにする!」

桃李くんはカッコいいし、あの顔つきも精悍で男らしい。なのに、藤吉として見ると、あのラブ宣言に激しい違和感を覚えてしまう~~。これまでの藤吉の「負」の蓄積があまりにも大きく見えてしまっているだけに、ここで急に男らしく「命がけで愛する人守る」発言されても信憑性感じないんですよね(苦笑)。
御寮さんは息子の言葉にショック受けて倒れてたけど、私は違う意味で倒れそうだったよ(苦笑)。頭の中を、朝と夜のEテレで流れてる「ヘンな気持ち」ソング ♪なんだ、この気持ちって♪ がぐるぐる駆け巡ってしまったww。
おかげで、てんと藤吉のラブラブシーンも全く共感できずに終わった(苦笑)。

気の毒なのは楓さんです。許嫁として連れてこられてこちらも必死だったろうに、目の前で違う女への愛の宣言を聞かされちゃ・・・いくら愛がないとはいえプライド傷つきますよね。その怒りの気持ちを何やら紙に書き殴っていましたが…あれは俳句か短歌ですかね。自分の気持ちをそうしていつも宥めていたのかもと思ったらほんと気の毒で同情したくなってしまう
そんな彼女の背中を見た啄子さん。たぶん、彼女に対して申し訳ないことをしているという罪悪感にさいなまれたのでは。てんの隠れた商才は無意識に認めているものの、許嫁として自分が選んだ楓への責任もある。改めててんに「藤吉郎と楓の祝言を上げることにした」と決意を話したのもそういう想いからじゃないかと。女中としてなら居てもいいって言うところに啄子の複雑な心境が見えますよね。

渋々京都へ戻った風太はてんの母しずに「なんとかてんを連れ戻してほしい」と懇願。事の次第を風太から聞かされたしずは、厳しい顔で大阪への旅支度をはじめます。果たして風太の思い通りにしずはてんを連れ戻してくれるのか?私はしずさんは別のことを想っているのではと勘繰りますけどね。ごめんね、風太w。

今日はナレーションが最小限だったので、ヘンな気持ちはありましたがw不快要素は少なかった気がするw。小野アナは好きだけど、ドラマのナレーションのテンションだけは今後修正してほしいんだよなぁ


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