レポート&インプレッション

イベント報告、好きな役者さんやドラマの個人的感想を語るブログです



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2017年09月

『おんな城主直虎』第38回 井伊を共に去りぬ

こたびのサブタイトルは一目瞭然、かの有名な『風と共に去りぬ』ですね。というか、これしか浮かびません(笑)。

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前回は最後の最後に「あ、そうだったのか」と納得できましたが、今回はどうだったのか。で、今更ながら古文の復習w。指摘されて気が付きましたが、「ぬ」には否定完了の意味があるのですが、連体形に繋がるか終止形で終わるのかで変わってくるわけで。この場合は終止形の「ぬ」なので、完了…つまり、「去った」という意味になります。
なぜこんなアホなこと突然書いたかというと私が古文の知識を忘れていたからです(爆)。久しぶりに見た、「終止形」「連体形」の文字ww。

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近藤殿が井伊の城を焼き払ってしまったことで信玄の怒りは爆発。その腹いせに井伊谷の村全体を焼き払ってしまいました…。あの豊かでのどかだった井伊谷の里が焼失…哀しい…。村人は全員逃がしていて無事だったというのがせめてもの救いです。
近藤達もひとまず隠し里の川名に避難してきました。この場所の存在を聞かされていなかったことに「わしはそんなこと聞いてなかったけど!?」と之の字に嫌味を言うのがまた小憎たらしいんですが(笑)あなた、この里があったおかげで助かってるんだから文句言えないよ。しかし、村人たちはいつまで隠し里にいなければならないのかという不安がよぎっている様子。今後の生活もあるし、そりゃ心配になるよね

その対策として、南渓和尚が武田信玄の元へ一人出向いていました。やっぱり最後には頼りになる南渓さん。攻撃してる側に1人で出向くとは…やはり武士の血が流れているだけあるなと思いました。
信玄に対し

「武田がくると分かった後、井伊はそれに加勢するために兵を挙げたけど支配してる近藤に勘づかれて火をつけられてしまった。誰も近藤の支配なんか望んでないので井伊の家名を戻して土地を安堵してくれないでしょうか」

と懇願。これ、近藤殿聞いたら激怒でっせww。完全に悪者に仕立て上げられて武田にすり寄ってる形になってますから。でも、その発言も信玄はにわかには信頼していない様子。何やらそれを認めるにあたっての条件を出した模様です。その条件というのが…

近藤の首を持って来い

というものだったという。信玄やっぱりめっちゃ疑ってたんじゃないの
それを知らされた近藤殿は「これは今までの仕返しか、コラぁ!!」とばかりに大激怒。うん、気持ちわかるよ(苦笑)。事情を説明しようとするおとわの話など聞く耳もつどころじゃありません。でもなんとか之の字が一喝してくれて話ができる状態に。彼女の話によれば
「近藤殿の首を取ることなど毛頭考えてない。信玄には近藤と井伊が反目してるように見せかけて欺いておいて、武田と徳川の情勢を見極めてどちらかに尻尾を振ればいい」
とのこと。小国が生き残るにはこうして強い方に擦り寄るしかないからね…。とりあえず今は内輪もめしてるように見せかけることが重要だとおとわたちは考えているようでした。
が、近藤からしてみればその話を本当に信用していいのかどうかも疑わしいわけで…。気になるのが井伊家再興をひそかに狙っているのではということ。おとわはキッパリと否定しましたが、その場は「あいにく疑り深い性質での」とだけ告げて立ち去ってしまいました。

一方、燃え盛る城の中で立ち尽くし逃げるそぶりを見せなかった高瀬は何もそれについて語ろうとしない。明らかに何か後ろ暗いことを隠している様子…。龍雲丸はそのことが気がかりで仕方がなく、おとわにそれとなく「目を離さない方がいい」と忠告します。
そのとき、おとわの脳裏にかつて政次が「間者ではないのか?」と疑いの目を向けたことがよぎりました。そうだ、あの時政次、めっちゃ疑ってたからな。彼女も心ここに非ずのような高瀬の様子に気づき始めます。

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『おんな城主直虎』第37回 武田が来りて火を放つ

今回のサブタイトルは分かりやすかった(笑)。金田一耕助シリーズの「悪魔が来りて笛を吹く」
ですね。

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私個人としては、この手のオドロオドロしい作品は苦手なので見れません。それにしても、予告を見る限りだとけっこう平和な雰囲気だったのになぜ物騒なにおいのする今回のサブタイトルになったのか?その答えはストーリー終盤で判明することに。

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井伊は近藤の領地となったわけですが、かな~り平和でいい感じの雰囲気に包まれているようです。高瀬は杖が欠かせない近藤さんのお世話をかいがいしくしていて、この二人みてるとまるで仲睦まじい親子のよう。その様子を之の字が温かい目で見つめてるっていう・・・いやぁ~、井伊と近藤さんの、こんな平和な光景が拝める日がこようとはねぇw。材木云々や仏像云々、果ては政次の一件と・・・あまりにも最悪な関係続きだったのでなんだか信じられない感じもありますわ

それはそうと、方久と辰さん、いつの間に髪の毛が元通りww。やはり坊主の世界に馴染むのは無理だったのね。おそらく修業が終わった後はとっとと還俗して商売活動に入ったと思われますw。
そんなある日、方久はある美しい刺繍を見て「カーーーン」と今までとは違う鳴き声が頭の中を駆け巡ることに。その刺繍の主は・・・光浦さんが演じるあやめ。名前を聞くや否や駆けつけて交際…というか婚姻を迫る方久ですがwwありゃ、犬というよりかは狂犬だぞ。あんな勢いで迫られたらかえって怖いってwwww。しかし、あやめさんも嫁入り先を探していたし、何よりあの熱意に押されてしまったようで・・・

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「カーーーーン」

と、そのまま一緒になってしまいましたとさ(笑)。しかも方久さん、婿入りらしいです。この人の場合はその方がいいかもね。どうぞお幸せに。

さっそく龍雲丸にその報告をする直虎…改め「おとわ」。直虎のときとずいぶん雰囲気変わりましたよね。なんか、柴咲コウさん自身に近づいてる感じ。
農婦の仕事も軌道に乗って村のみんなともうまくやっている様子。もともと領主だった頃からの信頼関係はバッチリありましたから、溶け込むのも早かっただろうね。それにしても、未だに「かしら」呼びとは。それがもう呼び名として定着してるってことなんかね。

楽しそうに話すおとわに対し、どこか上の空の龍雲丸。方久の商売の話を聞いてる時はさらに表情を曇らせていたところを見ると…炭を作る平凡な生活にストレスを感じてきている様子ですね。農民仲間の言うように、もともとは自由気ままに手広い商売でブイブイいってたわけだから…こういったこじんまりとした平凡な暮らしは龍雲丸には窮屈すぎるのかもしれません。
龍雲丸がそれでもそこにとどまっている理由は…気賀で散り散りになった仲間たちが戻ってくるのを待つためだと。ゴクウと力也やモグラは映像で見た限りだと残念なことになってたように思えたんだけど、あれって、直虎の夢の中の出来事ってことになるのかな?一番可能性があるとすれば、カジだよね。せめて彼だけには生きていてほしい。

気分転換に畑でもやらせてみてはという言葉を龍雲丸に伝えようと戻ってきたおとわ。その時、彼女の目に入ってきたのが・・・

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朝ドラ『ひよっこ』第144回 松下明!

最初の頃は面白くて楽しく見ていたNHKの朝ドラ『ひよっこ』。たぶん、視聴率があまり伸びないと言われていた頃が一番好きだったかもしれません
その要因となっていたキャラクターが・・・奥田洋平さんが演じた向島電機のライン長・松下明です!好きだったんですよ~、松下さん出番多くなかったけど、映るたびに注目してたし、工場閉鎖に追い込まれてから閉鎖までの間の活躍は特に印象深く、絶対に再登場してほしいと思っていました。

みね子の父親である実が記憶喪失状態で発見され茨城に戻った後あたりから…私の『ひよっこ』テンションは日々急降下。前の朝ドラほどではないものの…始まる前から危惧していた通りの最近のゆる過ぎな展開にゲンナリでして…松下さんの再登場だけを支えに(笑)ここまで見てきました
そして、ついに、その時が、来ました。長かったぜ・・・。

登場時間、およそ2分半

みね子が働く洋食店「すずふり亭」の電気(ライト)工事にやってきたのが、松下明さんだった!!それにしても、みね子があんなに腰抜かすほど仰天する意味がちょっとよく分かんなかったですけどね(苦笑)。久しぶりだしビックリするのは当然としても、なにもあんな、目の玉飛びださん勢いでビビらなくたってよかったんじゃない?みたいな
急いで愛子さんを呼びに行くみね子。シェフにお熱な愛子さんはシェフに会うかと思って服装気にしまくりww。まぁ、ここは笑ったw。そして後姿を見て懐かしさのあまり叫ぶ・・・

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「松下明!!」

あ~~~、松下明だよ~~~!!会いたかった~~~

松下明の振り返り映像も見られて嬉しかったぞ!!最後の乙女たちを守ろうとした姿は美しかった

「あれから色々ありまして、電気修理の会社をやっております」

あれから色々って何!??いまのダラダラした展開よりも松下さんの「色々あった」というドラマの方が私は俄然気になるんですが 

「(会社は)一人でやってます。社長兼・・・作業員です、気楽なもんです

一人で電機工事の会社起して…従業員まだいないなんて…!!そこに至るまでの苦労がしのばれる。っていうか、松下さん、どんなドラマがこれまであったのよ~~!!そっちの方やってくれ。

するとこれに愛子さんが

「え!?社長??松下電器!???」

うん、それ、ツッコミたくなるよね(笑)。ここは面白かったw。「いやいや愛子さん、あれは違います」って穏やか~~にツッコミ返してたのがまた癒されたわ~

「仕事しちゃいますね、終わったら次あるんで」

よかった、会社は巧いこと機能しているようです。腕がいいんだよ、やっぱり!そうなると忙しくなってくるだろうから…将来的には従業員来るんじゃないかな。軌道に乗ってほしいわ~。
と思ってたら、みね子・・・

「できんですか?松下さんに」


は!??みね子って、こんな人を馬鹿にしたような口をきく子だったっけ!?

松下さんは「谷田部みね子には言われたくないな~」と軽くあしらってたけど、私は最近の殻を破ったとやらのみね子が嫌いです。以前はもっと思いやりがあった子だったのに、この前は時子のツィッギーコンテスト前夜のステージ設営手伝ってくれた男性陣にドヤ顔で「男たちは出てこないでください」と言い放ってたし…。なんなん?あの態度!?って思うことが多くなった。こんな変わり方するなら殻なんか破らんでよかったよ
岡田脚本、なぜ、女性陣優位を強調して描きたがるんだろう。女性はキャピキャピ騒いでるのに男性はなぜか萎縮してるようなシーンが多め。なんか嫌なんだよなぁ…。

みね子の工場時代のドジっぷりを笑う愛子さんたち。すると、松下さんが突然脚立から落ちてしまった!!え!?何で急に!?と思ったら・・・

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「ご安全にぃ~~!!」

これを言わせたかったのね(笑)。久しぶりに松下さんの「ご安全に」が聞けて嬉しかったわ~!!

で、ここですべての出番終了だそうです・・・。とりあえず、最終回が近くなったという事で懐かしい顔をちょこっと出しとけ的な・・・そんな感じで終わってしまいました。今となっては仕方がないですが、もっとストーリーに絡むような登場をしてほしかったです。
個人的には、愛子さんに「ホの字」だった・・・みたいな展開を期待してただけに(笑)大人の三角関係が見られなくて無念。私、工場閉鎖騒動の時に松下さんと愛子さんが会話するシーン見て、この二人の関係をもっと掘り下げたら面白いのになって思ってたんですよ。もっと膨らませて意味のあるキャラとして書いてほしかった。

ということで、ここからさらに私の『ひよっこ』テンションは下落(苦笑)。前のよりはマシなので最後まで見ると思うけど、時計代わりになるな~たぶん。

松下さんを演じた奥田洋平さんは昨年大河ドラマ『真田丸』第12回に登場していました。あの時は御屋形様(上杉景勝)の悪口を源次郎に語りまくってたのを本人と直江兼続に聞かれてしまった侍役でしたねw。村上新悟さんの思い出深いセリフ「斬り捨てますか!?」が登場したのはここでした(その前は斬り捨てましょう!とかだったような?)。奥田さんのおかげで「斬り捨てますか!?」が広まったと言ってもいいくらい?ww
まだドラマの方に進出して日が浅いそうですが、今後も色んな作品で見てみたい役者さんです(舞台で活躍されてる方だそうなので)。今後に期待したいと思います


『おんな城主直虎』第36回 井伊家最後の日

今回のサブタイトル元ネタは何やら色々ありそうで・・・絞るのが難しいですね。私が個人的に最初に浮かんだのが、『新選組!』のスピンオフだった『土方歳三最期の一日』

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まぁ、これだと「一日」が最後につくので違うと思いますが(笑)。

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龍雲丸の傷もだんだん癒えてきたようですが、足に重傷を負っていた近藤は未だに予断を許さない状況の様子。まぁ、これまでのことを想うと自業自得みたいに思ってしまう部分もありますが(苦笑)今後のことを考えれば近藤とも懇意にしていかなければならない立場でもあるわけで・・・直虎は㚖天に自分も治療に同行させてほしいと頼みます。しかし、今後の行く末について迷いのみえる直虎の背中を南渓和尚は心配そうに見つめていました。

切ない場面でもありましたが、ここではにゃんけい様がまたご活躍(?)
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和尚様の膝の上でご機嫌・・・・かと思ったら、ちょっと居心地悪かった様子で脱走を図るにゃんけい様ww。撮影を止められない事情もあってかw、うまいことにゃんけい様をなだめる南渓和尚の図に癒されました。なにやっても、可愛いよ、にゃんけい!!

一方、妻の実家である北条に転がり込んだ氏真は義父である北条氏康をヨイショしまくりです(笑)。この人に嫌われたら一巻の終わり状態だからねw。機嫌よくした義父様は気持ちよく受け入れてくれたようです。
ちなみに、この氏康の息子さんが北条氏政になるわけですか。去年の大河ドラマで髙嶋政伸さんが怪演してたあの方ですねww。うん、なんか、このお父さんにしてあの息子・・・繋がる気がする

岡崎城に「入れてしまった」家康は武田は動けなくなったとご機嫌。かな~り楽観視しているようですが、そんな殿のことが気がかりでたまらないのが酒井忠次。井伊家にとっては憎ったらしいキャラではありましたがww徳川家には家康を諌めるのに必要な存在かもしれません。
しかし、そのさらに上をいったのが・・・瀬名です。彼女の諌めたい出来事は国の事より「井伊家」のこと。井伊を見捨てたことがどうにも納得できず、忠次を吹っ飛ばしてww家康に詰め寄る瀬名、最強か。と思ったら、上にはまた更に上がいましたw。
於大の方…家康の母親です。演じてるのは…大女優の栗原小巻さんではないですか!さすがの存在感!おだやか~な口調ながらも、チクリと瀬名に釘を刺すあたりなんとも言えない怖さを感じます。しかしのちにこの二人が・・・と思うと・・・何とも言えない気分になってしまった

その頃井伊ではある小さな喜ばしい出来事が起こっていました。
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【映画】関ヶ原

映画公開から約2週間…ようやく今話題の戦国時代劇映画『関ヶ原』を見に行ってきました!

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司馬遼太郎さん原作の長編小説を映画化した作品です。小説の存在は知っていましたが私個人としては読んでいないのでこの映画が所見となります。予告編でかなり壮大な映像が流れていたし、ここ最近ドラマで戦国時代を扱うものも増えていたので観る前はかなり期待度が高く楽しみにしていました。

で、結果はと言いますと…ちょっと微妙…だったかなぁ。期待していたものと映画が描きたかったものが少しすれ違ってしまったみたいな、そんなモヤっと感が残ってしまいました。終わった後の腰の痛さがまず気になったので

以下、ネタバレ含んだ上に、けっこう辛口で書いてますのでご注意を。



※公開前に映画宣伝ポスターとコラボしたひらパー兄さんのやっつけ感満載なポスターはかなりウケましたw。
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【映画】トリガール!

公開初日に映画『トリガール!』を見に行ってきました!!

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地元で見る予定でしたが、たまたま公開日に東京にいて時間があったので初日に行くことができてしまいました。こんなことなら舞台挨拶チケット戦線に加わればよかったと後悔した次第です。何といっても、この映画に行こうと思った最大の要因が間宮祥太朗くんが出演してるってことだったんで・・・。舞台挨拶の間宮くんに会いたかったなぁと。

この映画の原作は中村航さんの同名小説

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中村 航
KADOKAWA/角川書店 2014-06-20

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その存在は知っていたのですが、未読のためほぼ何の知識もないまま見に行きました。見終ってからの感想は・・・色んな意味でめちゃめちゃ熱い映画だったなと。この作品は毎年夏に行われている「全国鳥人間コンテスト」がベースになっているのですが、大会に至るまでのそれぞれの人物の熱量がハンパなくすごかったです。終始ほぼ熱いままガーーーっと全速力で駆けぬけたみたいな、それでいて終わった後に「あぁ、いい汗かいた」的感覚になれる作品だったと思いますw。

とにかく、主人公の土屋太凰ちゃんが演じるゆきなと相手役(?)にもなった間宮祥太朗くん演じる坂場先輩の丁丁発止の言い合いがすごかったw。あれ、ほぼアドリブで乗り切ったって後から知って・・・「そうだろうな」って思ったくらいですもん。台本に書かれたものをあそこまで勢いよくガーーっと言うのはそうそうできることじゃない。その生の感覚がそのまま映画で生かされていて臨場感があってすごく面白かったです。
まぁ、一見すると「うるさい二人だなぁ」って見えちゃう人もいるかもしれないんですが、ゆきなの友達の和美が言うように不思議と「めっちゃ息ピッタリな二人やん」って後半に行くにしたがって思えてくるんですよ。ギャンギャン罵り合っているように見えて、実は似た者同士で通じ合う部分があるからこそあそこまで言い合えるんだなと。なので逆に、すごく羨ましい関係の二人だなって私は思いました。なかなかいないよ、お互いにあそこまでさらけ出して言い合える相手なんか。

それなのに、ねぇ・・・w。クライマックスでのあの展開。ここは見た人みんな「えぇ~~!!」って悲鳴あげたくなるんじゃないかなと(笑)。

だけど、ラストシーンでのみんなの表情見たら、なんかちょっとジーンときてしまったな。あぁ、すごい青春してるなぁというか・・・ああいう仲間たちって良いよなって。私はけっこう熱い雰囲気嫌いじゃないので、あんなふうに出し切れた感動を素直に表現できる瞬間がある彼らのことがすごく羨ましいなと思って見ちゃいました。

惜しいなと思ったのは、ストーリーがパイロットの二人に集中しすぎて制作側のドラマがほとんど描かれなかったことかな。それなりにメガネくんたちが一生懸命熱く機体を作っている場面は出てくるのですが、全体的にそこはサラっと流されているような感じがして少しバランス悪いなと思ってしまいました。彼らの葛藤のドラマももう少し見てみたかったかも。
と言いつつ、間宮くんファンの私としてはやっぱり彼が多く映っていることが嬉しかったりしたんですけどね



以下、ちょこっとキャストについてネタバレを含んだあれこれを…。



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『おんな城主直虎』第35回 蘇えりし者たち

辛い展開続きでしたが、ここにきてようやく気持ちが少しホッとする場面も出てきました。悲しみや苦しみの中に見えたわずかな希望と明るさと、そして優しさ。今回も均等が取れた素敵なストーリーだったと思います。
タイトルの元ネタは「レヴェナント 蘇りし者」ですよね。

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レオナルド・ディカプリオが悲願のアカデミー主演男優賞を受賞した映画としても大きな話題となりました。

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方久の知らせで気賀の窮状を知った直虎たちは急いで駆け付けたものの、時すでに遅く…。目の前には兵の戦死者のみならず戦に巻き込まれて命を落としたと見られる多くの民の屍が広がっていました。あの、希望にあふれた堀川城築城の映像がこうも無残に変わり果ててしまうとは…見ているこちらも大きなショックを受けました。これが戦国の世…ってやつなんですよね…。
しかしその中でただ一人生き残った者がいました。龍雲丸です。彼の微かな呼吸を確認した時、直虎の時間も再び動き始めたような気がしました。龍雲丸の命を復活させることが直虎を正気の世界に引き戻すような気がして…なんだか息を詰めて事の成り行きを見守ってしまった。予告に出てきた「口移し」場面もロマンチックなものに見えなかったしね。とにかく、龍雲丸、戻ってきて!の一心

一方、南渓は方久から気賀の惨状のいきさつについて聞くことになります。今回の出来事はさすがの方久もかなり精神的に堪えているようで魂が抜けたように茫然自失状態。一応城主だったわけだし、自分の民が無残な死に方をしたことを目の当たりにしたことは精神的にも耐えがたい事だったと思います。ムロさんの低音の声が何だか無性に悲しく聞こえたなぁ…

苛烈を極めた徳川の攻撃に、さしもの大沢もとうとうその軍門に下りました。この人たちは生き延びたんですかね…。だとしたらなんとも理不尽極まりないというか…やりきれないよ。この人たちの行動も一端になって多くの罪なき人々が巻き添えくらって命落としてしまったんだからさ…。
大沢が下ったことで徳川はようやく掛川攻めに専念できると先に話が進んでいます。特に今回の作戦の舵を取った酒井忠次などは「面倒なことがようやく片付いた」程度しか思っていない。

その風潮にやりきれなさで複雑な胸中だったのが家康です。彼は気賀の民を逃がしたうえで大沢を攻撃すると言ってましたからね…。忠次があのような残虐な行いをするとは予想していなかった。でも戦国では、そういう甘い考えでは先に進めないっていうのも事実なんだろうなぁ…。たぶん家康もそれは自覚してたと思うから彼を責めることができなかったんだと思う。ということで、またしても井伊絡みで大きな借りを作ってしまった形になっちゃったよね
今回の出来事で戦の理不尽さを痛感した家康は石川数正に密かに常慶を呼び寄せるようにと伝えます。この時点では忠次よりも数正を頼りにしてるよね。それが後に…ねぇ。今のところ信じられませんが(苦笑)。

㚖天らと共に必死に龍雲丸の看病を続ける直虎でしたが、疲れの色が濃い。それでも看病を続けようとした彼女を㚖天は厳しく休むようにと伝えます。そう、フラフラの状態ではかえって足手まといになりかねないしね。こういう時、㚖天さんは本当に頼りになります

直虎が部屋に戻ろうとしたとき、ふと、一人の少年に呼び止められます。政次の辞世の詩を持ってきてくれた鈴木重時の嫡男・重好でした。彼の話によれば、重時はあのあと徳川方として大沢攻めに加わったことで命を落としてしまったらしい。ナレ死ならぬ・・・実の息子の言葉でその死が伝えられるとは…哀しすぎるぞ、重時さん。しかも、まだ年端のいかぬ少年がその事実を淡々と直虎に伝え、自分もこれから家を継ぐ者として戦に出ると話しているところがなんとも…切ない
重時が生前「次郎様の歌うような経を聞いてみたい」と言っていたのを覚えていた重好は、直虎に父のために経を上げてほしいと懇願します。小さな息子の手に握られた父の遺髪がなんとも哀しい…。その想いに心打たれた直虎は、あの美しい経を重時のために捧げました。彼女の美しい歌うような経の声は広く響き渡り、そして、龍雲丸の耳にも届くことに…。

「妙な、経が・・・聞こえてきて・・・」

ついに、死の淵から龍雲丸が蘇えってきてくれました「よう戻ってきてくれた」と泣きながら喜ぶ直虎を見て、思わずもらい泣きしちゃったよ
しかしその夜、龍雲丸は自分以外の仲間たちは還らぬ人となってしまったことを悟ってしまいます…。南渓は、直虎のためにも龍雲丸が生き残ってくれたことに感謝すると伝えますが、その言葉を聞いて「俺なぞでよかったんですかね…?」とポツリと呟きます。この一言がとても悲しくて切なかった

「また・・・・かね・・・」

幼い時に目の前で父親を失い、そして今回も再び大切な仲間を目の前で失ってしまった龍雲丸のこの呟きも胸が痛みました…。気賀にたどり着いたときの直虎の「吾が城など建てたから…」という悔恨の言葉と重なって…ほんと辛い

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えりこ

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