レポート&インプレッション

イベント報告、好きな役者さんやドラマの個人的感想を語るブログです



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2017年07月

大沢たかおファンミーティング2017大阪 その3

※こちらの記事は その1 と その2 の続きになります。


質疑応答が終わった後は、2年前からコーナーとして定着したらしい「大沢たかおに関するクイズ大会」が行われました。昨年は参加してないのでやったかどうかは分からないんですが、2年前参加した時に初めてやってその時大盛況だったんですよね(笑)。それにしても大沢さん、質疑応答の答えを言ってる流れで呼吸置かずに次のコーナー紹介するのヤメテwwww。どこが変わり目だか分からない

どのようにクイズに参加するかというと、あらかじめ席に用意されてあった黄色い紙青い紙を使います。
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前方の大画面に2択の答えが出てくるので、ファンはそのどちらかの色を提示するといった感じ。つまり、このコーナーは全員起立したところからスタートして外れた人から着席するといったスタイル。

前々回参加した時は大沢さんに関するゆるい質問といった感じでしたが、今年は「皆ちゃんとFC会報誌を読んでいるのかチェックしようかと思って」ということで、これまで発行されてきた会報誌に出てきたことに関する問題へとバージョンアップしていました。これには会場からも軽く悲鳴のような声が上がってましたねw。それを予想したかのように

「たぶん皆さん会報誌届いてもサラ~っと見て、あとはヤカンの下に敷かれてるんじゃないかと思ってるんですよねww。ま、そんなんでも役に立ってればいいんですけど、たまに“熱い!!”って思っちゃうんですよwww」

とニヤリ。これも半分大沢ジョークですからね(もうかなり慣れたww)。さらにこれは東京のファンミでもやったということで、勉強してきた人もいるんじゃないかと思って難易度を上げたらしい。私、その情報も全く知らなかったのでw、始まる前から諦めモードに。いや、読んでますよ、ヤカンの下敷きなんて絶対してないですよwww。でも、そこまで熟読しまくってるわけでもなく…(爆)あぁ、大沢さん元気そうでよかった…みたいな、生存確認的なw
と思っている間にもサクサク進行が進んでいつの間にかクイズが始まってました(笑)。これ、最初は全員立ち上がっての参加なので…正直、問題の順番とか内容とか、半分憶えてません。とりあえず思い出したものから上げておきます。

Q.お母様と叔母様とで箱根旅行に行ったとき乗った乗り物は?

×:登山鉄道  ○:遊覧船

Q.ハワイで腕に巻かれたものはなんだった?

×:ちまきの葉  ○:ティーリーフ  
(この質問がたしか2問目で、半分くらいが脱落しちゃってw大沢さんが「ちまきのわけないじゃないですか~」とツッコミ入れてたのがやたら笑えました。私もそう思ったんで、珍しく早期脱落を免れましたw)

Q.会報誌企画の第1回たかお旅で行った場所は?

×:京都  ○:鎌倉

Q.香川に行った時に食べたうどんはどれ?


×:ぶっかけうどん  ○:かけうどん
(これは、うどん県民の私としては絶対はずせない問題だったのでかなりプレッシャーかかりましたよww。二人会のときのエピソードですね。ここはしっかり読んでてよかったww)

Q.たこ焼き器をこれまで何回使ったか?

×:一度も使ってない  ○:2回

(わたし、ここで脱落しました。この記事読んだ記憶が…。ちなみに大沢さん、たこ焼きが大好物らしいですw)

Q.海(どこのか忘れた)で撮った写真は何枚?


×:1枚  ○:2枚
(大沢さんもこの問題出てきた時は「難しいなぁ、これ」と思わず漏らしていたんですがw、ここでだいぶ人数が絞られてた気がします)

あともう1問あった気がするんだけど・・・たしか企画弁当の値段だったかな?そのあたりで終わったかも。最後は4人くらいの方が残って、その方たちは「真のファン」ということでww大沢さん直々に私物か色紙に生サインを書いてもらえるというご褒美がありました。私今回は奇跡的にいいとこまで残っていただけに、初めてちょっと悔しさという感情がこのコーナーで芽生えましたよ(笑)
4人の方以外は大沢さん曰く「みなさん、ヤカンって呼ばせてもらいますからね」ってことでwww←大沢流ジョークですよ

クイズコーナーの後は恒例のプレゼント抽選会。今回は以前参加した時まであった「大阪ガス」関連はなくて、その代わり「本搾り」のポスターが何種類か用意されてました。あとは大沢さんが中国で買ってきたお土産と、FCグッズ全部入りw。そしてスペシャルなのが・・・近々行われるインタビューに同席できる権。いやぁ、これ当たってしまったら私は絶対頭真っ白になるww。欲しいなと思ったのは、中国のお土産のひとつのパンダのぬいぐるみ。すごい可愛かったんで。ちなみにすべてに大沢さんの生サインが入ってるそうです(インタビュー参加権はどうなるか分かりませんが)
で、結果どうだったかというと・・・かすりもしませんでしたドキッとすることもなく、華麗に外れました、ハイww。

盛り上がった抽選大会も終わり、最後に大沢さんからファンに向けた挨拶がありました。


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大沢たかおファンミーティング2017大阪 その2

※こちらの記事は その1 の続きになります。


ハプニングもあったりで楽しかったクッキングコーナー(with  映画撮影裏話)が終わった後はいつもの質疑応答コーナーに入りました。これがかなりまたドキドキさせられるんですよねぇ。というのも、大沢さん、最初は無作為に抽選で選んだ人を最初に指名するんで(笑)。初めて東京でファンミ参加したときはビックリして何も考えてなかった私はひたすら当たらないよう念じていたのですが、参加5回目ともなると大沢さんの出方も心得てきているので(笑)最近はいつ「被害者」になってもいいようにwwいくつか質問を考えてから参加するようにしています
あと、チェエックすべきは座席回り。なぜかというと、ここ最近は座席付近に印がついている人が「被害者」になるケースが多いからです。ということで、今回も席に着く前に真っ先に何か印ないかチェックしましたがww何もなかったので少し安堵してファンミに臨みました

で、案の定、大沢さんは座席回りに仕掛けをしていて
「まず最初の質問者はこちらで前もって決めてますから。座席の脇に小さなシールが貼ってある人が第2の被害者ということになりますwww
とニンマリww。今回はそう来たか!!以前は座席番号の紙の裏に仕込んでたけど、もっと目立たなくしたわけだね。そんなところもレベルアップしている大沢たかおのファンミww。でも、大沢さんの方にもシール貼ってある人番号リストが手元にあってww「これがあるならシール貼らなくてもいいって話なんですよねww」と苦笑いする一幕に会場爆笑でした。とりあえず私は被害者にはならなかったのですがw何があるかわからないのでとりあえず用意していた質問のメモは手元に置いておきました(そのうちの3つは今回の質問項目に含まれていましたw)

ということで、ここからはファンミ恒例の質疑応答(またはご意見頂戴w)コーナーについて。メモしそびれて抜けてるものもあるかと思いますがそこはご勘弁を

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最初の方は突然の出来事に戸惑われているようでしたが(そりゃそうだと思うよ~大沢さんとサシで会話できる機会が巡ってきたことへの感動を必死に伝えられていました。するとニコニコしながら「あ、それは意見ってことですね」と発言の趣旨を納得する大沢さん。恐縮しまくる質問者のファンに「とんでもないです、ありがとうございます」と丁寧に笑顔で感謝してましたね。

Q2.大沢さんは天国と地獄を信じますか?


「あんまり信じてないんですよねぇ」と言いながらも「自分の生きざまに気を付けるってことは心がけているかも」とのこと。予想外の質問に最初「え!?」ってなってたのが面白かったw。

Q3.以前ファンミで流したアメリカでの映像はDISCにしないんですか?


ディスクにしてしまうとお金出してもらわないと見れないので、FCの皆さんが自由に見れるようにネットで流すことにしました、とのこと。大沢さん的にはファンにこれ以上お金を出してもらうということに申し訳なさがすごくあるような感じで、今後もネットに流す方向でやっていきたいと語ってました。
と、ここでバレンタインの時期に生配信があったことに触れて「見てない方っているんですか?」と会場に聞いてみるとチラホラ手が挙がって…「え!??なんで見てなかったの!??」と驚愕する大沢さんwww。すみません、私その時期HPチェックしそびれてすっかり見逃していた口です。こんなこと大沢さんの前では絶対言えない(爆)。前方席で手を挙げた人に「理由は!?」と問いただしていたのを見て「後ろの席でよかった…」とひそかに安堵する私www←ヲイ!!。で、尋ねられた方が「その時間はネットを見れなかった」と回答していて「そうなんですねぇ」と腑に落ちた様子の大沢さん。タイミングの難しさというのは大沢さんも感じているようで録画したものを流すというのも考えているそうですが、やはり「生配信」にはこだわっていきたい気持ちも強いようでなるべく早くにお知らせしたいとのことでした。

Q4.中国ロケへ行ったときに驚いた出来事とはなんですか?

今年映画撮影でアジア(中国)へ行ったという話をしたときに「驚くこともたくさんあった」と語っていたのでそれに関係する質問になりました。すると「うーーーーーん・・・・」と長い時間言葉に詰まっていた大沢さん。何やらすごく慎重に考えている様子で「そうですねぇ・・・・うーーーん・・・」とけっこう唸っていたのでなにか言いづらいことなのかなって思ってしまいました。
ひとしきり頭の中で整理した後「僕が行った現場だけを見て判断するっていうのは違うと思うので」と前置きされました。驚いたことがひょっとしたら国に対してマイナスのイメージを与えてしまうかもっていう危惧があって言葉を選ばれていたようで、あぁ、大沢さんらしいなって思いました。あくまでも自分の見た範囲でってことで少しエピソードを語ってくれました。
「日本の人は時間が押していたら食事を我慢して撮影するけれど、向こうの人は食事が食べたくなったら我慢しないで遠慮なく食べる。自分たちの生活のリズムをすごく大切にしているんだっていうのはすごく感じました」
とのこと。なるほどねぇ。むこうでは食事が食べたくなったら「食べさせろ」な勢いがあったくらいだったのが驚いたことって言ってたのが印象的でした。日本と違って日常生活に仕事を持ち込まないっていうのもカルチャーショックだったようです。それからもう一つビックリしたのが来るはずだった役者が来なくてどうしたのか聞いたら、ギャラがもっといい方の現場に行ってたと知ったことだったそう。向こうでは日常茶飯事でも、そりゃ日本の真面目な現場に慣れてる大沢さんからすれば驚愕の出来事だっただろうなと思いました。
こういう経験をしてきて、日本って良い国だなって改めて実感したそうです。

Q5.いまハマってることは何ですか?

小さいカメラ付きドローンをつい先日購入して、自分の家の中で飛ばしながら自撮りするのがマイブームだそうですwwww「日本だと外で飛ばすには許可がいるとかで面倒だから」ってことで、部屋の中で飛ばしてるんだそうですよw。
なんか、そんな大沢さんを想像するとかなり面白くて笑えるんですけど。その時撮った写真を今度公開してほしいよw。それ以上話が広がっていかなかったんですが、大沢さん的にはもう少しドローン愛を語りたがっているようにも見えました。また次の機会にww。

ここから先は挙手での質疑応答になりました。ちなみに大阪は比較的積極的な人が多く、いつか参加した時には無作為に選ばなくても手がババっとあがってビックリしたことがありました。東京の時は皆下向いてて「僕に聞きたいこと皆さん無いんですか?」と大沢さんが苦笑いしたこともあったので(笑)。たぶん今回も無作為に選ばなくてもすぐ挙がった気がするんですけどw、ファンに均等に接したいという大沢さんの想いもあってこういうスタイル取ってるんだろうなと思います。
今回は後方席で手を挙げている人を優先して当てていた印象ですね。遠い席の人にも参加する楽しみをという大沢さんなりの配慮だったと思います(ちなみに座席はあらかじめ決められているので運なんですよ

ではいくつかの質問について。


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大沢たかおファンミーティング2017大阪 その1

大沢たかおプライベートシート 第14回ファンミーティング
於.サンケイブリーゼホール
2017年7月22日(土)第一部12時30分開演

実はひっそりファンクラブに入って応援している大沢たかおさん。ミュージカルを見て衝動的にFC入りしてからかれこれ8年か9年経ちます。最近はメディアへの露出が減った大沢さんですが、ファンミーティングだけはだいたい1年に1回(2年近く間が空いたこともあったかな?)開催してくれるんですよね。そのくらい大沢さんもファンに会うことをいつも楽しみにしてくれているんだなと思うとすごく嬉しく思います。

今回も大阪の会場はブリーゼ。関西に越してきてから大阪ファンミに参加するのは3回目なのですが(ちなみに関東にいたときは東京に2回参加してます)、たしか最初に行ったときは松下IMPホールだったと思うのですが、ここ最近はブリーゼで落ち着いたようですね。いつもは舞台観劇するために訪れる劇場ですが、ファンミとなるとだいぶ雰囲気が変わります。
昨年もファンミあったの知っていたのですが…違う予定を優先させてしまったので今回は2年ぶりの参加となりました(大沢さん、ごめんなさい

開場は午前11時。かなり早い時間帯にブリーゼ入りしたのですが、まだ来ている人が少なくてパネル写真撮影物販コーナーが非常に楽でした(笑)。それにしても、なんだか年々セキュリティが厳しくなっているような。転売防止のこともあり入るまでにチケットと会員証と写真入りの身分証明書を見せるシステムになっていて、ここでけっこう念入りにチェックされます。ここまでは通年どおりでしたが、イベント終了後の握手前にもチケットを見せるようにいわれてちょっと驚きました。
でもこのくらいしっかりしていてくれるとファンも安心できますよね。大沢さんは個人事務所なのですが、そういう抜け目のないところが素敵だなと思います。

今回購入したものは・・・

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会報誌ファイル(前回参加してないので保管ファイル手に入れるのを心待ちにしてたww)
ポストカード(舞台に行くときもだいたい購入してるんでww)
ポストカードファイル(こちらも前回参加しそびれてたので手に入れられてよかったw)

この3点。新商品としてモバイルバッテリーや光るICカードステッカー、そしてクッションカバーがありましたが、財政上の理由もあり見送りました(笑)。クッションカバーについてはファンミの中で大沢さんが触れてたのでまたのちほど

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ブリーゼの座席配分はこのようになってました(クリックすると大きくなります)。私はかなり後半の番号だったので後ろから数えた方が早かったのですが、通路が近く、大沢さんもちょくちょく近くまで来てくれたので嬉しかったです。まぁだいたい舞台の上にいることが多かったんですが、後ろの席の人をすごく気にかけてくれて質疑応答なども前方席より後方席の人を優先していたような印象がありましたね。常に均等にファンと接しようとしてくれる姿勢が本当に好きです、大沢さん

12時を過ぎるとファンの人もかなり集まり、会場は満席でした。今回もたぶん100%女性ファンだった気がします(東京で1回だけ男性ファンを見た日があった気がしますが、それ以来はほぼ女性ですね)。年齢層は幅広いですが、どちらかというと私と同じか少し上の世代の方が多いかな。なので全体的に落ち着いた雰囲気でけっこうホッとするものがあるんですよ

そして12時30分、会場が暗くなり・・・いよいよ大沢たかおさんご本人が登場します。


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『おんな城主直虎』第28回 死の帳面

今回のサブタイトルの元ネタはズバリ・・・

「デスノート(日本語にすると”死の帳面”ってことですね)

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前回のサブタイトルに比べると非常にわかりやすいw。
私は原作も映画もドラマも舞台も見ていないので内容は「死の帳面に書かれた人が死んでしまう」といったおおまかなことしか知らないのですが、タイトルだけはよく目にします。そのくらいの有名作品。
果たしてこの作品が今回の直虎にどうかかわってくるのか…前回までの明るい展開を考えるとちょっと結びつかなかったのでちょっとドキドキしながら見てました。

最初に「おっ」と思ったのが、これまでの直虎のドラマの流れとは趣向を変えてスピンオフのような形で話が進んでいったことです。タイトルの性格上どうしても井伊家に強く焦点が当てられてきたわけですが、今回はがっつり今川家のストーリー。しかも、起点が前回氏真が義信自害の知らせを聞いて烈火のごとく怒ったところからというのがすごく面白いなと思いました。「あの時今川の家では何が起こったのか!?」というのを深く掘り下げたのが今回のテーマ。森下脚本、侮れない!
今回のタイトルばかりは「おんな大名 寿桂尼」でしたね。

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「余を馬鹿にしおってぇ!!!」と掛け軸を切り落とし怒りが収まらない様子の氏真を落ち着かせたのはその声に驚いて駆けつけていた寿桂尼でした。怒り狂うよりも先に手を打つように的確な指示を送る姿はさすがとしか言いようがありません。まずは義信の妻で氏真の妹・鈴を一刻も早く今川へ戻すことが肝要です。武田に人質の駒として使われかねませんからね。その指示を受けてアタフタとその場を飛び出した関口。この時に方久たちは「何があったのか」と事情を尋ねたわけですね。

そして、ついにここで大物が初登場します。
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松平健さんが演じる武田信玄!!

いやぁ~、これ、よく見る肖像絵と一番似てる外見じゃないですか(笑)。貫録もハンパないですw。この男が相手になったらすごく厄介だぞっていうのが画面から伝わりましたナイスキャスティング!
しかしそんな信玄もビビるのが寿桂尼の存在です。鈴を返すようにと遣いとしてやってきたのが寿桂尼本人だと聞き、もう弱っているという話を聞いていただけに「化け物か、あの婆は!」と思わず漏らしてしまうほど。いや、まぢで、そう言いたくなる気持ちわかるよ

堂々と敵陣に1人で乗りこんできた寿桂尼はまず信玄を「晴信」と物おじせずに若き日の名前で呼ぶ。私から見たら信玄などまだまだひよっこだと言いたいかのようで、先制攻撃をかけてくるところがすごすぎる
カチンときた信玄ではありましたが、鈴を返してほしいと言う寿桂尼の言葉には「償いとして武田に尽くしたいと彼女は言っている」とのらりくらりとかわしてくる。ところが、これに対し猛然と「何という思い上がり!!私が今から会いに行って説き伏せてくる!」と言い放たれさすがの信玄もビビッて大慌て。たまらず「私が説き伏せて必ず駿府へ返しますゆえ」と言ってしまいます。この言葉を引き出しただけでも寿桂尼の凄さが十分伝わってきますよ。しかし、信玄の言葉は容易には信用できない。そこで彼女は突然思い出したように「御父上とは連絡を取ってますか?」と切り出す。信玄にとって父・信虎はタブー的存在(武田の家を乗っ取る形で父を駿府へ追い出した過去がありますからね)ですが、あえてそこを突いてくるあたりが怖い。そしてさらに「どうやら織田とけっこう宜しくやってるようだから気をつけてね」と追い打ち
この勝負、完全に寿桂尼に軍配が上がったように見えましたですよ。いやぁ、おそるべし、尼御勅使様

とはいえ、本当に武田が鈴を駿府へ戻してくれるかは信用できないので更なる手を繰り出す寿桂尼。氏真の妻・春の実家である北条にそのための仲立ちを頼むべく自ら出向こうとします。見るからに体調が悪そうだったので「自分が行ってくる」と氏真が申し出るのですが…

「吾が行くからよいのじゃ。婆のこのありさまは哀れを誘いましょう」

と、拒絶。いやぁ~、このセリフすごいなって思いました。自らの弱った姿をも利用しようとするとは…ここまで言い切る凄味に圧倒されっぱなしですよ、本当に。そりゃ氏真もそれ以上言えませんって。
で、本当にその姿が哀れを誘ったらしく・・・北条の仲介で鈴は駿府へ帰れることになりました。しかしそれには「武田に忠誠を誓う」といった誓詞を書かなければいけないという条件があり愕然とする氏真。こういったところは抜け目ないよなぁ、信玄。仲介人の玄庵(早雲の息子)から「今戦をしても今川は武田に勝てる見込みがない」と言われると、自分を侮辱されたと感じた氏真はまた烈火のごとく怒り狂う。桶狭間で敗戦して以降、今川には戦をするだけの力がすっかりなくなってしまった。その痛いところを見透かされたようで、自分に力がないからだと言われたようで…そのことが氏真には耐えられなかったんですよね。彼が怒り狂う気持ちは何だかよく分かるから胸が痛い
しかし、自分の感情をぶつけやり場のない怒りを玄庵にぶつけるしかない氏真を見た寿桂尼はすかさずそれをピシャリと戒めます。

「泣きごとを言うた者から負けるのです」

うわ~~・・・これ、すごい格言ですわ・・・。なんか聞いててグサっときました。重いわ~
そして冷静さを欠いた氏真に代わって誓詞を自らが書き、花押のみを氏真に任せる寿桂尼。これもすべては今川を守るため…武田との戦を何としても避けようとするための行動なのですが…氏真からすればなんでも中心になって今川を動かす存在に見える寿桂尼の姿は疎ましく見えてしまう。これは人間の心理から言えば当然の流れでもあるんですよねぇ…。すごく人間的な人物だなって思います。

このことをきっかけに、氏真は寿桂尼から距離を置くようになり・・・政治にも興味を示さなくなってしまいました。前回の流れはここに繋がるのか!!

その頃、ここまで出番がなかった直虎はというと…

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『おんな城主直虎』第27回 気賀を我が手に

前回のサブタイトルの元ネタはめちゃめちゃ分かりやすかったのですが、今回はありがちなタイトルながらも元ネタを特定するのがかなり難解だなと。鈴木清順監督の「港の乾杯 勝利を我が手に」という説もあれば、海外小説「剣を我が手に」という説もあり・・・こればかりはNHKに聞いてみないと分からないかもしれません

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方久の直虎が気賀城主になってはどうかという提案と時を同じくして、中村屋をはじめとした気賀の町衆たちからも「気賀の城主になってほしい」という嘆願が。こういう事って重なるもんですね。あまりに前のめりに話が進みそうになっていたので、さすがの直虎も即決するのが怖くなり一時保留にさせてもらうことになりました。
その夜、政次にこの件について相談してみると意外にも好感触の反応。前回までは「気賀に関わるな」と釘を刺していたのに一転して「いい話じゃね?」みたいなこと言われて直虎も拍子抜けw。政次的には「気賀に深入りしすぎて井伊の家をないがしろにされる」ことが嫌だったわけで、気賀の領土を戦もしないで手に入れられる機会が訪れたということは井伊の家の為にもなるしむしろ好都合、ってことなんだろうね。

政次の了解を得たことで、直虎は改めて中村屋たちに「気賀の城主になる」ことに前向きであることを伝えます。この時の目を爛々と輝かせて「ありがとうございますっ」って感激してるハイテンションな中村屋さんが好きだ
で、さっそくそのための工作に取り組もうという話になるわけですが・・・そこで交渉の大役を自ら買って出たのが方久でした。
なにやら不気味なほど静かな自信に満ち溢れた表情で、見ていてちょっとゾクっときたよ。ムロさんって基本コメディ俳優的立ち位置なんだけど、締めるところはなんか凄味のある雰囲気出してくるんですよね。森下さんはこれを狙って方久を書いているのかもしれない。

手始めに、堀江城の大沢の元へ気賀で反乱騒ぎを起こしたことの謝罪に赴きます。大沢の家臣からのお灸はありましたが、意外とあっさり許された模様。前回一言もしゃべらなかった嶋田久作さんの大沢が今回やっと口を開きましたがwwなんとも心が読めない感じがいいですな。案外物静かなお殿様なのかも?
そして次に向かったのが氏政の側近である関口のところ。まずは脇から落としていこうっていう作戦ですねw。

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『おんな城主直虎』第26回 誰がために城はある

今回のサブタイトルの元ネタはもう、ヘミングウェイの小説「誰がために鐘は鳴る」しか思い浮かびませんねw。っていうか、そうとしか見えない。イングリット・バーグマンとゲイリー・クーパーで映画化もされているので知名度は高いと思います。上手いこと当てはめたなと

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決死の想いで今川の宿敵・三河へ運ばれようとしていた井伊の材木を取戻したことが功を奏し、直虎は何とか謀反の疑いを晴らすことができました。材木が戻っても問答無用で処罰されることも多かったであろうこの時代に、かなり寛大な対応をしてもらったなと見ていて思いました。氏真くん、結局はいい領主なんじゃないの?まぁ、井伊を陥れて我がモノにしたいって画策はしてるみたいだけどね
なんとか許しをもらえた直虎は寿桂尼のもとへ挨拶に出向きます。前回登場した時はかなり具合が悪そうで危ない感じでしたが…不屈の精神力で持ち直された御様子。

今までのような激しさは影をひそめたように見えましたが、オーラは健在でした。浅丘ルリ子さんの存在感ってやっぱりすごいよなぁ。直虎のことは同じような立場として見ている一方、孫を想うような感覚なんだろうか。あの微笑みにはそんな優しさが感じられました。とりあえず、良好な関係が継続していて良かったです。

これで一件落着…かと思ったら、取り戻した材木に関して何やら不穏な動き。思い通りに事が運ばなかった今川としては次の一手を画策した模様。
氏真の側近・関口は政次を呼び出してその件についてそっと耳打ちします。この角度からの撮影がいかにも不穏な空気を醸し出してて…ベタだけどわかりやすくて面白い(笑)。政次に簡単に今川の思惑を話してしまう関口さんを見てると、氏真と同じく彼のことを信頼してるってことになりますよね。いやぁ、なんか、危なっかしいなぁとハラハラしてしまう。もしも政次が直虎を陰でサポートする立場にまわってると知ってしまったらと思うと…怖いよ
直虎といつものように碁を打っていても、その件が頭を巡って集中できない政次。それでも直虎よりも一枚も二枚も上手の一手を打つのはさすがですがw。このとき同席してたにゃんけいさんがモソモソしてて可愛かった

気賀では駿府に留め置いていたはずの井伊の材木がまた運び入れられてきていて龍雲丸たちが不審に思っています。「井」の文字が入った材木ですからすぐ分かっちゃいますよね。それと時を同じくして、中村屋に町衆が集められ堀江城の大沢忠胤方からやってきた武士と話し合いの場が持たれます。何かと思ったら…気賀に城を建てる計画があり出来た暁には大沢氏が城主となって入ることになるとのこと。
この方、超今川派でその忠誠心がハンパないらしいです。気賀にこの人が入れば自由に商いができていた生活が制限されてしまうだろうことは明らか。このところ今川と敵対関係となった武田にこっそりと塩の商いをするため気賀に店を構える動きが活発化していたこともあり、氏真としては城を建てて今川への忠誠心熱い大沢氏を城主としてその動きに歯止めをかけることが狙いだったようです。塩留に関してはどう対処するべきか悩みどころだったから、ちょうど井伊の材木騒動で大量に手に入ったことで「これ幸い」と城を建てて取り締まろうっていう案が生まれたってわけだね。つまるところ、井伊はその手助けをしてしまったということか。
気賀の商人たちからすれば、駿府にお金払う代わりに自分たちの自由にさせてもらっていたわけなので…城の普請のためにまた金を払わねければならなくなるという話に町衆は猛反発。たしかに不条理な話ではあるものの「太守様の命」と上から言われるとそれ以上反論ができない。彼らは憤りを抱えながら商いをする羽目になるのですが、これが後にとんでもない結果へ…

気賀がそんな混乱に巻き込まれているとは知らない井伊は平和そのもので、女性たちが噂話で盛り上がってましたww。


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えりこ

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