レポート&インプレッション

イベント報告、好きな役者さんやドラマの個人的感想を語るブログです



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2017年06月

『おんな城主直虎』第25回 材木を抱いて飛べ

こたびのサブタイトルはちょっと笑っちゃいましたねw。材木抱いてどうやって飛ぶんだよ、みたいなww。元ネタは『黄金を抱いて飛べ』だと思われます。井筒監督で映画化もされている作品です。

材木の売り先が決まって井伊家に順風が吹き始めた頃、武田と険悪な関係になった今川が「塩留」政策を行ってなにやらきな臭い雰囲気になっていました。取り調べが強化される中、その目をくぐって塩の密輸を繰り返してた方久、すげー強運だなと。さらに、密輸の拠点として商人たちが駿府から気賀へ店を移したことが氏真の耳に入りなんだか不穏な予感が漂い始めました
そんなことになっているとは露知らぬ直虎たちは木材を気賀へ運ぶ作業に胸弾ませています。
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「井」の焼き印が押された木材が何だか誇らしく見えましたな。この材木の運び出し作業にはなんと直虎自らも参加!船に乗りこみ、男たちに混じって嬉々として大木を引き上げている姿にはみんな口あんぐりw。

仲介の中村屋さんも「お殿様がというか、女子があのような・・・と申しますか」と困惑。そりゃそうだww。でも、方久さんはもうすっかり慣れっこになってるようでへラッと笑って返すだけ。それにしてもこの二人の絵面はなかなか濃厚でございましたな
材木の運び入れがひと段落ついたところで中村屋と食事をとった直虎たちは、龍雲丸が「龍雲党」を立ち上げて流れ者たちをまとめ上げよろず請負を行っていることを知ります。かつては盗賊として名をはせた彼らが今では気賀の町には欠かせない存在となっていたんですね。再生して町の役に立っていることは嬉しい出来事ですが、本当は井伊で一緒に働いてほしかった直虎としてはちょっと寂しい気持ちになっていたようです。
この場面で真壁さん演じる力也と流れ者らしき輩が言い合いになってましたが、その時後ろで力也を決死の想いで抱えて止めようとしてる誰かがいたのが面白かったww。プロレスラーの真壁さんを止めるとなるともう、くらいついて離れないような勢いでしたねw。

無事に材木の受け渡しが終わった夜、直虎は政次から気賀に城を建てる計画があることを知って驚きます。商人が治める代わりに今川に銭を払っている町・気賀に城が立つとなると反発が起こるのではないかと一抹の不安がよぎる直虎。理不尽な話に不満を漏らす直虎を見て政次は即座に「井伊ではなく、気賀の話にございます」と釘を刺します。あの様子だとまた気賀に肩入れして厄介なことになりかねないからね。そのあたり政次もよく分かってる。

氏真はすっかり気賀に城を築くつもりでいるようで、城主を誰にするか悩んでいる様子。そんな様子を見た奥方から「父上に似てる」と言われるとちょっと照れ笑い。これまでにない可愛い表情がちょっと萌えたぞ、氏真
そんな時、徳川と通じていた者を捕えたという一方が氏真の耳に入ります。この出来事が井伊家をピンチに陥れるきっかけになろうとは

突然駿府から呼び出しを食らった政次の表情にも緊張が走ります…。

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【映画】花戦さ

野村萬斎さん主演の映画『花戦さ』を見に行ってきました!萬斎さん出演の映画を見るのは実に「陰陽師」シリーズ以来だったかも。『のぼう~』は時間がなくて映画館へ行けず結局テレビでほうそうされたものを見ました
公開されてから約3週間になりますが、大きな映画館ではないながらもけっこうお客さんが入っていたのでまだ人気は高いようです。ただ年齢が上の方が多いからか携帯のマナーが悪くて(苦笑)。映画の途中でスマホ確認するの、ほんっとう~~~に、やめてほしいっすあれ、まぢ、眩しくて超迷惑なので!!!

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宣伝ポスターがすごく華やかで目を惹いたので、映画の内容もけっこう賑やかでコメディタッチなのかなって思っていたのですが、個人的な感想はどちらかというと「しっとり」した雰囲気の印象が強いです。
時代劇ではありますが、派手な戦やチャンバラ場面はなく・・・どちらかというと市井の人々の生活が中心だったかなぁと。歴史的に有名な武将もたくさん登場してきますが、萬斎さん演じる池坊専好と彼を慕う人々との交流シーンがとても印象に残りました。なので、後半のあの怒涛の展開がすごく切なくて…専好の哀しみとやるせなさが見ているこちらにもストレートに伝わってきて…けっこう泣いてしまった。見終った後も心にジンワリと内容が沁み渡る…そんな映画だったと思います。


「花戦さ」オリジナル・サウンドトラック
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音楽は久石譲さん、華道の世界と過剰過ぎない旋律が見事に調和していて心に残りました。そして脚本が現在大河ドラマ「おんな城主直虎」を担当している森下佳子さん。やっぱり私は森下さんの書く物語の世界が好きだなぁと実感しました。ところどころでじわっと優しく切なく心に響いてくるセリフや展開の作り方が見事でした。

そしてなんといってもこの映画の最大の見どころは、池坊専好が紡ぎだした数多くの生け花たちです。冒頭に登場した、信長に献上した松はまさに大作!!!生け花に関してはまるで無知な私の目から見てもハっと息を飲むような迫力と美しさで…そこだけ時が止まったようでした。
この冒頭の松の盆栽と、映画のクライマックスに出てくる作品がリンクしている構成も上手いなと思います。そのほかにも個性的で目を惹く作品が目白押し。これはぜひ映画館の大画面で見てほしいですね

以下、ちょっとネタバレを含んだ…キャストについての感想です。

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『おんな城主直虎』第24回 さよならだけが人生か?

今回のサブタイトルの元ネタは映画やドラマではなく、井伏鱒二が訳した漢詩の一節「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」が有力と言われているようです。

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井伊家の家臣になるかと皆が期待していたにもかかわらず、「ガラじゃないと思うんですぁ~!」という意味不明の理由だけ述べて颯爽と去ってしまった龍雲丸。たぶんあの雲を見たときに彼は「自由でいたい人生」を選択したんじゃないかなと思うんだけど、直虎たちにとっては本当に「なんじゃぁ、それはぁ~!!」って感じですよね。うん、あの時の気持ち、よく分かるよ!
龍雲丸が井伊家に残らないと分かると他の仲間たちもこぞってそれに従ってしまった。ゴクウとかはけっこう乗り気だと思ったんだけどなぁ(片想いしてる子がいたし)…。でもやっぱりみんな、お頭のそばに居てこそってことなんだろうね。そこまで慕われてるっていうのは何だか羨ましくもある。

龍雲丸の人柄に興味があり、時にはドキッともさせられた直虎は彼らが去ってしまったことに落胆の色を隠せない。これまでの言動を思い出しつつ「元よりそういう男であった…」と無理やり自分を納得させようとしてるのがなんとも切ない。こういう事ってあるよね~!気持ちわかる!

そんな彼女の元に「やっぱりここだったか」とやってくる政次。最近は良好な関係を築きつつあり何だか二人のシーンになるとホッとする。直虎も自分の素直な気持ちを政次によく話すようになりました。「何にも頼らずあの者たちのように好きなように生きられればいいのに」とため息交じりに語る彼女に対し、「買い被りが過ぎる」と言い放つ政次。いつまでも龍雲党に拘ってる直虎見たら個人的に嫌味の一つも言いたくなっちゃったとかw。直虎へのひそかな想いを抱き続けてる彼としては面白くないですからね

その後、直虎は領内の民のためにいろいろなことを始めます。読み書きのみならず、㚖天さんの薬草講座直之の護身術講座・・・さらには方久による銭の扱い方講座とかなりの充実っぷり。
特に方久さんの金に対する気迫は凄まじいようで熱血授業炸裂してましたなwwww。目がイッちゃっててけっこう怖いぞww。さすがは銭の犬!カンカン!!
やがてその活動は実を結び、井伊では色んなことが学べるという噂がどんどん広がり新たにやってくる民が増え始めました。さらには駿府の今川の耳にも届くことになりました。この時代の口コミ力もすごいな

そんなある日、駿府に赴いた政次は今川氏真から「頼みごと」を持ちかけられる。その表情に緊張が走ります…!それにしても松也くんの氏真はいい感じに気品とお坊ちゃま感が出ていてなかなか素敵ですね
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『おんな城主直虎』第23回 盗賊は二度仏像を盗む

しばらくブログをお休みしていましたが、また少しずつ再開していこうと思います。

『おんな城主直虎』の感想も桶狭間あたりで止まってしまいましたが、ドラマは非常に楽しく毎週見ています。あれから話が進んで家臣の顔ぶれもすっかり変わっちゃいましたけどストーリーなかなか面白いんじゃないかと。”大河ドラマ”としては歴史エピソードが薄すぎて微妙と思う人もいるかもしれませんが、私個人としては逆に歴史の資料にない部分をここまで膨らませて面白く描いていることに感嘆しています。森下脚本、やっぱり好きだなぁ。第23回に至っても完全創作ですからねw。キャラクターの描き方やストーリーのワクワク感の持っていき方など非常に巧いと思ってい見ています。

ちなみに、「~直虎」をずっと見ていてしばらくしてから気づいたんですがw、サブタイトルはほぼ映画やドラマのタイトルをパロったような感じになってますよね。どうりで妙なものが多いと思った。「真田丸」が2文字縛りだったので「直虎」も工夫して色々考えている様子。一番面白かったのは〝ぬしの名は〟でしたがwww。あそこでピンと来た人も多いのでは
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今回の「盗賊は~」の参考元は映画『郵便配達は二度ベルを鳴らす』だと思われます。これまでのサブタイトルについて元ネタと併せて調べているページもあるので興味のある方は探してみては

ここ最近のエピソードは元盗賊の龍雲丸たちとのやりとりが中心。今回はその中でも一つの転機を迎えるようなストーリーだったと思います。なんやかんやでトラブル続きだった彼らとの関係も直虎の機転でようやく丸く収まり、これからいい感じになっていくのかと思いきや…またまた問題発生w。
龍雲丸たちはかつて今川の目付である近藤康用の材木を盗んだ過去があります。直虎は龍雲丸と顔なじみだったがゆえに近藤に内緒で恩赦を与えようとしましたがあの時は巧いこと逃げられてしまいました。そのあとも直虎は大変な目に遭いながらも龍雲丸の信頼を得て新たに始めた材木を売るための働き手として彼らを雇うことになりました。そのことをひょんなことから耳にした近藤さんは・・・そりゃ気分悪くなるわな。自分の領地の材木盗んだ奴らが井伊で飄々と働いてるわけですから。

ということで、まずは政次のところへ「あんたらが処分するって言ってた盗賊がこっちで働いてるってきいてるんだが!?」と探りにやってくる。それを聞いた政次は不自然な咳をしながらも「え?そうなんですか??自分は盗賊の顔見てないからそんな輩が来てるなんて知らなかったです」と言ってのける。これ、近藤が最初に政次のところに行ったのが今から考えるとラッキーだったよなぁと思います。それは後々わかることですが…。
そんな事態になってるとは知らない直虎は二日酔いでヘロヘロww。龍雲党との和解の食事会の時に「われのものになれ!」と龍雲丸に迫った事すら覚えてない。そんな直虎、可愛いよ!動揺する殿を微笑ましく見守ってる六左衛門直之方久たちもなんか愛しい。家臣は少ないけどみんな個性的で感情移入しやすいキャラがいいなと思う。そんなほのぼのタイムに飛び込んできたのが近藤さんが怒ってやってきたという知らせでした。一気に二日酔いから我に返る直虎様www。



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えりこ

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